ピザは最高の食べ物

<< メロン熊 | main | 4th ヒドゥンエッジ >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
D&D3.5e 魔法なしシナリオ 「ロキの仮面」

 D&D3.5eで、魔法の一切を封印してみようっていうセッションやってみました。
 レギュレーションはこちら

 イメージは、ベルセルク+ヴィンランドサガくらい。どっちも面白いよ。

 ネタバレはないけど、長いので折りたたみ。

 現在書き中

●キャラクター

 ガルイース
 ヴァイキングの蛮族戦士。プレイヤーはomoteさん。
 ライオントーテムバーバリアン2・ファイター4。
 スパイクトチェインをぶん回すノルド戦士。分厚い筋肉と、略奪の日々で培った戦技が自慢。戦いへの渇望と己の欲を隠さない典型的ヴァイキング。
 ノルドの豪族オラムの末の息子。

 ”人食い弓”のスワガー
 ケルトの香りを残した、森の狩人。プレイヤーはどげおさん。
 ファイター6。
 祖父が妖精からもらったという伝家の弓を持つが、その弓にまつわる逸話を信じているせいで、”嘘つき”スワガーとして村八分にされている。
 朴訥とした性格で、排除されつつも村人を恨んではいない。

 アリエノール
 ロンドンの教会で知識を学んだイングランド人の少女。
 マーシャル6。
 知識、実力ともに一級だが、女性であるがためにそれを認められず、ロンドンでも持て余されてしまう。
 幼い頃に、不思議な霧の中で出会った異国の王子に憧れて、彼に再会すべく勉学に励んだ。
 真面目で、善の心と信仰心を持った少女。

ガルイース「うぉお、回復いねぇ!」
スワガー「秘術もいないし盗賊もいない!」
アリエノール「でも敵も魔法使わないから大丈夫だよ」
DM「え、使いますが何か」
一同「マジで!」

●導入
DM「えー。今回は雰囲気を楽しもうぜデーなので、個別オープニングなど用意してみました」
スワガー「珍しい!」
アリエノール「ロールケーキだかロールパンだかをやるのね!」

・ガルイース
 北海を渡る風は冷たく、厳しかった。
 三隻のヴァイキング船からなる船団は、今は櫂走していない。
 風に運ばれてくる霧はヤギの乳のように白く深く、略奪船団を包んでいた。
 先を行く斥候船から火矢が放たれ、オーディンの名を呼ぶ声が響く。陸を探しているのだ。略奪すべき村のある陸を。
「ガルイースよ」
 ガルイースは己を呼ぶ声に、霧に目をこらすことを休めて振り向いた。
「心配いらん。これから攻める村は近くに砦こそあるが大した数の兵士はおらん。イングランド兵は弱兵揃いだ。今季最後の仕事にはぴったりよ」
 父であるオラムの言葉に、ガルイースは顔をしかめた。オラムはすでに老齢の域に入りつつある。最近の彼の戦いぶりは、歴戦の戦士であるガルイースから見れば、もはや危なっかしいとしか言いようがなかった。
 しかしオラムは、現役の戦士としての戦いにこだわり続けた。欲しいものは、戦い、奪う。それが彼のすべてだった。
 ガルイースは末の息子で、オラムの財産を継承することはできない。すでに次男は戦場で死んでいたが、それでもあと5人の息子が、オラムにはあった。ガルイースとしては、もう少しの間、オラムには生きていて欲しかった。武勲を上げて地位を上げるか、あるいは上の息子たちが不慮の事故でもう数人死ぬまでは。
「次の季節のことだが」
 オラムの切り出しに、ガルイースはさらに顔をゆがませた。この老人は、来季も戦士を続けるつもりなのか。
「お前に船を一隻やろうと思う。いい竜頭をつけてやろう。しっかり稼げよ」
 これは悪くない話だ。船があればもっと稼げるし、場合によっては兄たちと戦う武器にもなる。
「陸だー!」
 見張りの声が響き、戦士たちが武具を身につけ始める。
「よし! 櫂走準備! ぬかるなよ!」
 オラムが命令を下す。
「心配いらん、ガルイースよ。それにワシには、この仮面がある」
「またそれか」
「これこそ、トールからの賜り物だ」
 オラムはいとおしげに、首から下げた奇妙な文様のある仮面をなでた。
 これは、オラムが若い頃、ある老人から奪った仮面で、オラムはこれをつけると熊のような力を得られる魔法の仮面であると信じていた。
 ガルイースは魔法など信じていなかったが、オラムがこの仮面をかぶり狂乱状態に入って驚くべき膂力を発揮するところを見たことはあった。
 あれも、いずれ俺のものになるな。ガルイースはそう心の中でつぶやいてから、オールを手にして自分の席に座った。
 霧の向こうに、家の影と明かりが見えた。
 夕暮れ時。あれが今日の獲物だ。

ガルイース「親父、この戦いで死なねぇかなー。そうすりゃなしくずしにこの船団は俺のもんだなぁー」
DM「なんという蛮族。しかしオラムはそれに気づきもせずに、”来季はお前にも船を一隻やろう”と話す」
ガルイース「そりゃいいや。ようやく独り立ちできるってもんだ」

・アリエノール
 マーシア王国とノーザンブリア王国の国境近くにある聖ピーターズ修道院。
 海と川の行き交う湾に面したこの地域を教化すべく、ロンドンから派遣されたゲラント神父は、突然の来客にあからさまに嫌な顔をしてみせた。
「ロンドンが心配して。無用のことですな。この教区も、徐々に神の教えが広まりつつある。あなたのお手を借りることはありますまい」
 ゲラント神父の前にいるのは、やはりロンドンから派遣された、甲冑姿の少年。いや、少年ではない。女である。少女と言ってもいい。
「しかし」と、甲冑姿の少女…アリエノールは反論した。「わたくしも、そうですかと帰るわけには…」
 ゲラントははなはだ不快であった。数年前からこの教区にやってきたゲラントは、真面目に布教を続けていた。砦との関係も良好で、村人はよく話を聞いてくれる。まだまだ異教の影響は残るものの、順調と言ってもいい進捗である。
 自らも金銭を避け女色を避け、村人から奇異に思われながらも神の道に邁進していた。
 そこにやってきたアリエノールに、彼は好感を持てなかった。
 一方のアリエノールもまた、喜んで来たわけではない。
 もともと、ある事件から勉学に励んできたアリエノールは、高い教育を求めてロンドンの教会へと進んだ。そこで彼女はどの男をも上回る成績を修めてしまい、結果として持て余されることになったのだ。
 この聖ピーターズ修道院行きは、体の良い左遷であった。
「とにかく」ゲラント神父は話を打ち切るように言った。
「同じ神の子であれば無下にもできません。今夜は離れを開けますので、そこに泊まっていっていただきましょう」
「ではせめて、シスターと同じように教会の手伝いをさせてください」
「……かまいませんが、ならばその甲冑はお脱ぎなさい」
 アリエノールはうなづいた。

アリエノール「じゃ、じゃあせめてシスターたちと同じように働きたいんです」
ゲラント「仕方ない。ただ、甲冑は脱ぐように」
アリエノール「それもそうだ」
DM「ここで脱ぐな!」

・スワガー
 スワガーは村はずれの丘に一人住んでいた。丘からは、村が一望できるが、彼は村には居場所がなかった。
 今、自分が手にしている弓にまつわる逸話。祖父が妖精からもらったと言う逸話。それを、彼が信じていたからだ。
 祖父の代から「ほらふき」「夢見がち」とバカにされ、村はずれで狩りをして過ごしていた。
 しかし、それでも彼は「村なんてどうでもいい」と言うほどひねくれてはいなかった。
 いくら自分が弓に優れ、森に入って獲物のなかった日はないとは言え、毛皮と肉を持って村に行けば、村人はそれなりに魚や穀物と交換してくれたし、場合によっては酒をくれることもあった。
 友達と言える人はなかったが、彼はそれに特に不満を感じてはいなかった。
 今日も彼は、獲物として3羽のうさぎを捕らえて狩りから戻ってきた。血抜きは住んでいるので、皮をはいで解体しなければならない。
 その彼の目の前を、小さな光るものが横切ったように見えた。
 とっさに目で光を追う。
 視線に村が入った。その向こうの海も。
 狩りで鍛えた彼の目は、海からやってくる3隻の船を捕らえた。あれが、噂に聞くヴァイキング船だろうか。さっきの光は、きっと妖精だ。自分にこれを教えてくれたに違いない。村を助けろと。
 スワガーはそう考え、小屋から狩りの後で足りなくなっていた矢を補充し、愛用の弓を握りしめて丘を駆け下りた。
 村から、煮炊きの煙ではない煙が上がっている。もう間違いない。村は攻撃を受けている。
 急がねば。

スワガー「なに、これは大変だ。すぐさま村を助けに行こう!」
ガルイース「…それって、俺の船団?」
DM「ウン」

●ヴァイキングの襲撃
 霧の中を裂くように現れた三隻のヴァイキング船。
 平和だった村は、たちまち阿鼻叫喚の坩堝と化した。
「野郎ども! 暴れていいぞ! 殺して奪ってしまえ!」
 オラムのドラのような声が響く。ヴァイキングたちは次々に家の戸を壊して押入り、金目のものをかきあつめた。
「やめろ! 冬の蓄えが!」
 ある村人は棒を手に蓄えを守ろうとしたが、彼は蓄えの心配よりも自分の命の心配をすべきであったろう。
 ガルイースは肩に担いだ鎖を下ろし、村人に襲いかかった。

DM「と、いうところで、村のこっち側にスワガーが現れる」
スワガー「ものも言わずに、このヴァイキングに矢を放つ!」
DM「矢は、まさに村人を斬り殺そうとしていたヴァイキングのこめかみに命中し、向こうに突き抜けた! 彼は小さくうめいて、その場に倒れる」
スワガー「村人は無事?」
DM「えーっと、トーマスは”ス、スワガー! お、お前も逃げろ! 殺されるぞ!”と叫ぶ」
スワガー「またトーマスか! ”いや、任せろ。お前は隠れていろ”と言って、次の敵に向けて弓を構える!」
ガルイース「面白い奴がいるじゃねぇか。退屈してた所だ。遊んでやるぜ! とか言って戦う…でいいんだよね。アーア。ザコ用にスパイクトチェインで大旋風できるようにしたのに、ザコが味方じゃなー」
DM「そう言いなさんな。ホラ、このザコ動かしていいから。データはHP1のホブゴブリンだけど」
ガルイース「よしきた」

 コントロールをガルイースのプレイヤーに渡した途端、挟撃を駆使してガルイースを追い詰めて行くヴァイキングたち。

スワガー「死ぬ! 死ぬ!!」
DM「おかしい。こんなはずでは…」
スワガー「しかしここで倒れるわけにはいかん…隣接したなら、エルフつくりの弓をクォータースタッフがわりにして殴る!」
ガルイース「倒された。でも後ろにいたこいつがまた入って挟撃。俺は一歩離れてスパイクトチェインで攻撃」
トーマス「がんばれスワガー! 俺、今までお前のこと嘘つきとか言ってごめん!」
スワガー「くぅ。その話は後だ! 底力を使って回復する!」
アリエノール「わたくしはー」
DM「もうちょっと待って。アリエノールは甲冑をまとい、砦の兵士よりも一歩早く出発した。砦の兵士が到着すれば、この戦闘は終わり。兵士に犠牲を出しつつも、スワガーの奮戦で倒れた分だけ兵士が有利になり、鎮圧する」
ガルイース「しかし、それまでにこいつを倒せば…」
スワガー「やめれ!」


 ▲平和な村に突如襲いかかるヴァイキングたち


 ▲家には火が放たれ、略奪が始まる


 ▲ハミ出し者だったスワガーの必死の防戦

スワガー「だめだー! 気絶した!」
DM「おかしい。こいつら攻撃ボーナス+1なのに」
ガルイース「これがヴァイキング戦法・ファランクス戦術だ!」
DM「絶対違う! このターンでアリエノールが登場するけど…」
アリエノール「…あれー…」

 アリエノールが登場して程なくやって来た砦の兵士たちによって、ヴァイキングは倒され、オラムとガルイースは、聖ピーターズ教会の地下牢へとつながれた。
 満身創痍になりつつ村を守ったスワガーは、治療を受けるためやはり教会へと運ばれる。

●聖ピーターズ修道院の異変
 教会では、大活躍のスワガーや兵士たちをたたえて、ささやかな晩餐会が催された。



 ▲聖ピーターズ修道院での突然の惨劇


 ▲フラグを立てるスワガー



●ソーンヒルを襲う闇



●霧駆けるエルフ


●トロール



 ▲橋と言えばトロール



●湖の魔女



●ある村長の悲劇


 ▲村を襲うドラゴン


 ▲一度は倒れたかに見えたガルイースが最後の突撃を敢行する!

| プレイリポート | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
| - | 23:04 | - | - | pookmark |
コメント
コメントする






*URL入りコメントはスパム回避のため書き込みできません。


この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
ついったー
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>
SELECTED ENTRIES
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
アーカイブ
LINKS
カウンタ
モバイル
qrcode
SPONSORED LINKS