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D&Dオンリーコンベンションプレイリポート 「奪われたドワーフの都」

 1/16日にあったD&Dコンベンションのプレイリポートです。
 かえすがえすも時間不足が悔しい…。でも、概ね楽しんでもらえたようでなによりでした。
 以下、プレイリポート。いつものようにセリフとか適当です。

 導入部

参加者は5名

アイシア:ヒューマンの女クレリック。「とりあえずペイロアで」。4版初体験。
ローゼンバーグ:エルフのダブルソードレンジャー。田舎しゃべり。
ユース:エラドリンのウィザード。見習い魔術師だった彼も、暗く笑いながら毒ガスを撒くほどに。D&D初体験
ジェイド:ドラゴンボーンのファイター。心配性で胃酸過多。ブレスは胃液。
ノック・ノック:ハーフエルフの女ローグ。残念で迂闊。

 トニオの求めに応じてきらめき谷に向かう英雄たち。ネルカレンでいくらかの情報を得る。

ユース「私の〈歴史〉によると、あの山はマルマー族の女族長がドラゴンの上に座り込んで山になったものらしい」
アイシア「ありえなくね」
ノック・ノック「それ与太話じゃね」
ユース「(´・ω・`)」

 ローゼンバーグのアイデアで、ドワーフに渡すやたら強い酒を買ってから出発。
 数日進んだあたりで、向こうから鋼の打ち合う音と野太い悲鳴が聞こえる。
 早速ノック・ノックが偵察したところ、ちょうど谷間にあたる部分で、ドワーフがオークとオーガの混成部隊に襲われている。
 早速助けに向かう義侠心あふれる英雄たち。
 〈自然〉で判定した結果、崖の上で[雷鳴]ダメージを起こすか標準アクションを使えば雪崩がおきることがわかる。

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地形パワー(識別は自然判定)
 雪崩を起こす:崖の上に立ったクリーチャーは、標準アクションとしてその真下に対して雪崩を起こすことができる。
 真下に爆発1の範囲で、+13(レベル+3)vs反応攻撃を行い、命中した場合2D6の[冷気]ダメージを与え、さらに動けない状態(セーブ・終了)となる。雪崩は、何度でも起こすことができる。また、崖の上に対して雷鳴ダメージを与えた場合、自動的に雪崩が起きる。
------------------------------------





ユース「(カードを選んで)それじゃ、ここに毒ガスを撒きます」
DM「ザコはみんなターンを開始する前に死ぬ。緑色のガスの中から、ギャーとかうぐぅとかいう悲鳴が聞こえる」
ユース「フヒヒ」

ノック・ノック「じゃあここまで行ってジェイドと挟撃とるね!」
DM「あ、いいの? それじゃ、崖の上のオークがその場でイーッイーッとか言いながらジャンプすると、雪崩が起きて…命中。ノック・ノックは動けない状態になった」
ノック・ノック「ムキー」

 ドワーフたちは、助けられると感謝しつつも自らの苦境を語る。
 なんでも、きらめき谷には決して炎の絶えない不思議な「炉」があったのだが、その奥から突如巨人どもが現れて、谷を占拠してしまったらしい。
 敵は先代のドワーフたちが駆逐したオーク族と同盟し、もはや劣勢は覆せず、最後までとどまった戦士団もついに退却する運びとなった。
 ドワーフの族長グーリンもまた、巨人の首領「エンラオウ」と戦い重傷を負って戦えなくなっている。
 このままでは、武器を作ってもらうどころではない。トニオの勧めもあって、英雄たちはこの地方での冒険の仕納めに、きらめき谷を巨人の手から奪い返すことを約束するのだった。

ローゼンバーグ「じゃあ、このドワーフさんたちには酒でも飲んであったまってもらうべ」
ドワーフ「まじうまい」
アイシア「もう飲んでる」
ユース「ドワーフは酒を呑むと若者言葉になる、と」

 きらめき谷に侵入するのは困難だった。
 すでに占拠されたそこには、オークやオーガたちがうろついている。
 酒をやりながらグーリンが語るには、3つのルートがあるらしい。

●技能チャレンジ
 3回失敗するまでに、鍛冶場に到達せよ!
 下のマップを通って好きなルートで鍛冶場に到達する必要がある。一回の成功で1マス進むことができ、成功する場所、失敗する場所に応じてボーナスやペナルティがある。



ローゼンバーグ「じゃあ崖を降りるべよ! 〈運動〉で」
ノック・ノック「じゃあ路地裏はあたしが〈運動〉で走り抜けるね! 失敗!」
ユース「いやいや、〈歴史〉で、この街の来歴とかを思い出してみる。 失敗!」
DM「歴史書とは街並みが変わってたようだね」
アイシア「え…もう失敗できないの…」
ジェイド「胃が痛い…」

 その後は大きな失敗もなく、〈隠密〉でダンボールかぶって歩いたり、〈知覚〉で周囲を見回して+2tけて〈運動〉で駆け抜けたりする。

DM「路地をこっそり通った時、向こうでオークが”寺院にドワーフが立てこもってるらしいぜ。往生際が悪いな” ”でもあそこ掃除するのは骨が折れそうだ”と話しているのを聞いた」
アイシア「これは、倉庫も気になるけど寺院に行ってみるべき?」
ノック・ノック「じゃあそれで」

DM「寺院で成功した? なら、向こうでドワーフが手招きしてるのに気付く」
アイシア「さっと入る!」
ドワーフ「あんたらはオークとは違うようじゃ。ドワーフとも違うようじゃが」
アイシア「これこれしかじか」
ドワーフ「なんと。グーリンさまの。ここにはもう10人ほどしか残っておらんし、みな負傷しておる。しかしそういうことならわしらも命をかけねば。わしらが騒ぎを起こして、あんたらの侵入を助けよう」
ノック・ノック「え、でもそんなことをしたら、あんたたちが死んじゃうんじゃ」
ドワーフ「うむ。しかしここで命をかけねば、死んでいった仲間に申し訳がたたん」
ユース「いけません。あなたたちまで死んでしまっては、それこそ仲間たちが泣きます」
アイシア「そうですよ。あなたたちは生きてこの街を復興しなくては。と酒を渡す」
ドワーフ「まじうまい」
ジェイド「みんな同じ反応w」
ドワーフ「わかった。ではわしらは火事騒ぎを起こしてあんたらの侵入を手伝おう。ぱっとやってさっとまた隠れる」

 と、ドワーフはもらった酒瓶に布切れを詰める。
 騒ぎが起きたら以後ずっと+2にしようと思っていたけど、次だけ+2とする。
 ロールプレイ分を補充できたのはDMとしても嬉しい。

ドワーフ「わしらは120秒後に出発する。(親指を立てて)グッドラック」
ジェイド「なんだろう、このテロ活動に手慣れたドワーフ」

 ドワーフたちの助けもあって、ジェイドが〈運動〉に成功。鍛冶場に踊り込む。
 鍛冶場にはやはり見張りがおり、もはや刃にものをいわせるしかないだろう。

 この時点で、時間やや押し気味。しまったなぁ。第一遭遇に時間かけすぎたかしら。

 鍛冶場には鉄格子が掛かっていたが、奥にレバーがあるのをめざとく見つけたユースが、メイジハンドでこれを操作し開けてしまう。
 踊り込むノック・ノック。オークの族長グランゴルゥに跳びかかる。それを援護すべく、ユースのアイシーテレインが飛び、ジェイドがジャベリンとドラゴンブレスを使いながらのマーク能力でノック・ノックを守る。
 一方ローゼンバーグは後方のオーガを一騎打ち。挟撃を食い止める。







 まんなかの壁を隔てて、奥側に巨人の首領、オニのエンラオウが姿を消して待ち構える。

アイシア「えーっと、全裸王?」
DM「エンラオウ! 閻羅王だよ!」
ジェイド「あー。オニで全裸」
DM「服着てるってば!」
ノック・ノック「そういうことにしといてあげるよ」

 しかし時間が押していたため、エンラオウとオークの族長の息子ウーランは、演出少なめで倒されてしまったのであった。



エンラオウ「これで終わったと思うな…。地下のドラゴンが、この地を焼き尽くすだろう…かつてマルマーが封印したドラゴンが…それを操ろうとおもっていたが、無理だったようだ…ぐふっ」
アイシア「あー。そういえば最初の与太話」
ノック・ノック「あれ、マジバナだったんだ」
ユース「そうだって言ったのに…」

 頭を失って瓦解するオークとオーガたちに、逆侵攻してきたドワーフたちが襲いかかる。寺院に隠れていたドワーフも加わって、ついに反撃が始まったのだ。
 それを尻目に、英雄たちは炉の奥へと進む。エンラオウの言葉とおりなら、奥にはドラゴンが待っているはずだからだ。
 真に伝説のドラゴンなら、自分たちをおいては誰にも倒せまい。



 長い空洞を下っていくと、ひらけた空間に出た。
 そこは溶岩の渦巻く広間で、壁面にはいくつもの手枷がかかっている。その手枷はすべて焼き切られており、一番奥には赤いドラゴンが、エレメンタルを控えさせてとぐろを巻いていた。

ドラゴン「エンラオウが倒されたようじゃな。マルマーはもうおらなんだと思うたが、念のためあやつを先に行かせて正解じゃったわい」
「わらわはアルデリギ。かつてマルマー族と戦い敗れ、この地に封じられた赤竜よ。この地に炎を呼び起こし、じっくりと枷を溶かし、ついに地上に復讐せんとしたが、なんとまたおぬしらのようなものどもに相まみえるとは思わなんだ」
「とはいえ、わらわが地上を焼き尽くすのをやめることはできず、おぬしらがそれを見逃すわけもなかろう」
「ならば人と竜、100年の昔より、相見えればやることは一つであろう?」
「来るがよい、人の子よ。炎に弱く翼を持たぬ脆弱なる生き物よ。真なる竜に連なりし我が炎を受けよ」
アイシア「ははーん。つまり、ドワーフの絶えない炉は、このドラゴンが枷をとかしていた炎の副産物だったわけか」
DM「その通り。では、〈運動〉と跳躍を読み返してから戦闘開始だ!」

 溶岩の海の中にはいくつかの飛び石がある。それを渡りながら戦う英雄たち。一方のドラゴンは熱気の中を悠々と飛び回る。





 しかし、ユースの魔法が、ジェイドの槍が、ローゼンの剣が、ノック・ノックの短剣が、確実にアルデリギを傷めつけ、一方でアルデリギの牙は鉤爪は、大きな威力を発揮するものの、アイシアのもたらす治療の祈祷によって英雄たちをついに倒すことかなわなかった。

 時間の関係でアルデリギは重傷に入った所で降伏。向こう100年をドワーフのために炎を起こし続けることを制約させられてしまう。
 かくして英雄たちは、未曾有の危機にあったドワーフたちを救い、世にも稀なるきらめき谷の武器を手に入れた。
 ドワーフたちは100年後のためにあらたなる英雄を育てるべくまた武器を鍛え、この地に次なる英雄が誕生するのを待つ。
 そして伝説の竜を打ち倒し、最も新しい伝説となった我らが英雄たちは、あらたなる冒険の舞台へと旅立って行くのだった。

------------------

 時間が押したのがかえすがえすも残念無念。
 いきなり10レベルだと、パワーカードを確認するだけでも一苦労だった様子。やっぱ低レベルから順繰りにやってったほうがいいらしい。うまくできてやがんなぁ、4版。

 あと、アルデリギのデータはこちら
 ロックはずしを重視して、かつガイドラインよりも防御値控えめ。
 疲れ状態あたりに、直前に何をやってたかが見え隠れします。紅玉がでないんですけお…。


 今回使ったキャラシートはこちら 
 そろそろサーバ容量やばいな…。いらんもんけさないと…。

| プレイリポート | 22:47 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
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コメント
残念で迂闊ってw
| ノック | 2011/01/23 12:24 AM |
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