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ウォーハンマーFB:ハイエルフ・プリンス(グリフォン騎乗)

 なかなか徒歩のルーアイリル用のフィギュアが届かないので、先に騎乗をペイント。
 だいぶ前に黒だけ吹いて放置してたやつ。放置しすぎて槍のさきっちょについてた旗が欠けちゃったので、思い切ってぶったぎって余ってたソードマスターのブレイドロードの腕を持ってくる。あと、頭をカブトから、ボルトスロウアーについてた髪の毛の頭に交換。この顔、ちょっと唇厚くてイメージと違うけど、まぁいいや。
 それはそれとして、最初からバラバラならいいけど、つながってる首とか腕を切り飛ばすのは、ちょっと心が痛む。すまぬすまぬ。

 写真が多いので折り畳み。

●ハイエルフ・プリンス(グリフォン騎乗)



 前述のとおり、武器と頭をコンバージョン。
 ベースが寂しかったので、岩にするのにウッドチップを配置。
 作例とちょっとちがうけど、どこかでチラッと見たハクトウワシのグリフォンにしてみた。結構目立つヒロイックなグリフォンになったんじゃないかしらん。グリフォンの面構えはお気に入り。爪がでかくて、こう、グバッってかんじ。
 プリンスの甲冑は金で豪華に。ホエスの大剣のルーンは、青に白のハイライトで魔法っぽく。まぁ、ポイントの都合で魔法の剣はなかなか持てないけども…。


 ▲鞍の背面の紋章はうまく塗れなかった…。凝視禁止。


 ▲あっ…羽根、一部色塗り分け失敗してる… 撮影後直したけど撮り直しめどいからこのままw



「殿下! いずこにおわす?!」
 アラムが痛む身体を引きずって大音声を上げる。
「こっちにはいなかったわ。森に入ったのかも…」セルエラが戦場跡を一回りして戻ってきた。
「なんちゅうことじゃ。これじゃケル・アヴェルに合わせる顔がないぞなもし」
 彼らは罠にかかったのだ。
 ホエスの塔の協力を取り付け、軍団を編成していた時だった。ガルヴァインとケル・アヴェルがコエザールを伴って塔を訪れており、ルーアイリルを含む主力は、グリフォンの湖領のある街を拠点として訓練と編成を行っていた。
 そんな折、街近くで潜入したダークエルフが村を襲い娘たちをかどわかしているという報告が入った。ガルヴァインからは準備が整うまで軍事行動は避けるよう忠告されていたが、領内をドゥライチの好きにさせるわけにはいかない。ルーアイリルはアラムとセルエラ、それに新しく編入したスピアマンたちを伴ってダークエルフの撃退に向かった。報告では、ダークエルフの数は少なく、アラムもルーアイリルの実戦経験を積ませるのに悪くないと考えたのだ。
 しかしそれは、悦楽の教団のしかけた罠だった。
 編入したスピアマンの半数は、悦楽の教団のスパイであった。彼らは突然槍を向けたスパイに挟撃される形となり、絶望的な戦いを余儀なくされたのだ。
 もし、ソードマスターオブホエスとしてカルト改メ方を務めたケル・アヴェルがいれば、逆に敵を罠にかけることすらできたかもしれないが、幕僚のうちの智将二人を欠いていたことは、軍団にとって痛手であった。
 夜陰の混乱の中、必死の戦いが始まった。なんとか敵を退け、さらわれた娘を助けだした時、部隊の中で戦っていたルーアイリルの姿がないことに、アラムは気付いた。
 部下や敵からの目撃情報によると、敵と戦いながら森に誘導されたらしい。
「大丈夫です」
 自分の傷も構わず森に駆け出そうとするアラムを、塔のメイジ、ラフェールがそっと止めた。
「なんであんたにそんなことが解るのよ!」と、セルエラが食って掛かる。それを受け流すように、神秘的な銀の髪をなびかせたエルフの乙女は立ち上がった。
「私は、メイジです。あの方は今、友と会っておられます。古き友はあの方を助けるでしょう」
 ラフェールは歌うように言うと、アラムの折れた腕を取って癒しの呪文を唱え始めた。
 セルエラはいらいらと自分の金色の髪をいじった。気に入らない。ルーアイリルとやっと再会できたと思ったら、妙なメイジ女も一緒で、それからずっとちょろちょろしている。だいたい気取った銀の髪が気に入らない。
 アラムは、あからさまに機嫌の悪くなったセルエラにため息をついてから、ラフェールに、自分よりも部下を先に癒してくれるよう頼んでから、戦場に散っている部下を集めるために歩き出した。
 セルエラのいらだちは解るが、彼女の魔法があれば、死者は意外と少ないかもしれない。

 エルフのプリンスであるルーアイリルは、グリフォンの湖の森を切り結びながら走っていた。
 いつのまにか信頼する部下ともはぐれ、なんとか敵をふりきったころにはずいぶんと森の奥まで来てしまっていた。
 カルト・オブ・エクセス。悦楽の教団。ハイエルフの社会に突き刺さった一本の骨。
「兄上は、そこまで私が憎いのか……」
 ルーアイリルはなかば呆然とつぶやいた。堕ちてまでも、領主の座が欲しいものか。それとも単に自分が憎いのか。
 彼は、得たことのない家族というものにぼんやりとしたあこがれを持っていた。兄たちと戦うことになってなお、彼らと和解できる日があるのではないかと望みを持ってすらいた。しかし、やはりそれはできないことなのだ。彼らをそこまで追い詰めたのはなんなのか。それは自分なのか。テクリス師より帯びることを許されたホエスの大剣が、柳のように軽いエルフの合金であるにもかかわらず、ひどく重く感じた。
 その時。後ろから斬りつけられて、ルーアイリルはつんのめった。青いマントが裂けたが、頑丈な甲冑は彼の命を守った。
 見れば、ダークエルフのアサシンが、黒く塗れた刃を下げてにじり寄ってくる。
 一人なら…。地に転がって距離をとり、跳ね起きると同時に大剣を構える。ルーアイリルの剣の師はケル・アヴェルであった。実戦経験こそ不足しているが、その腕前は彼をして剣達に並ぶと言わしめるほどだ。しかし、敵は一人ではなかった。影から次々と飛び出したアサシンに、彼は取り囲まれた。姿を見せた以上、生かして逃がすつもりはない。アサシンの一人がぎりり、とにらみつけた。ルーアイリルの命は、もはや風前の灯であった。
 しかし、アシュールの神が加護をたれたもうたのか。月光を遮る影があった。
 猛禽の叫びとともに、巨大な生き物が上空からアサシンに躍りかかりその目をえぐった。この湖に生息するグリフォンである。成長すれば人に慣れることのない気高い魔獣。アサシンたちに動揺が走る。
 動揺するのはルーアイリルも同じだ。子供のころから育てたグリフォンは、まれに優秀な乗騎としてエルフの貴人をその背に乗せることがある。しかし、野生のグリフォンは恐るべき猛獣なのだ。
 グリフォンはアサシンを打ち倒すと、恐るべき跳躍を見せて舞い上がり、再び別のアサシンに跳びかかった。鋭い鉤爪で鎧の薄い首筋をえぐる。
 グリフォンがちらりとルーアイリルに視線を走らせる。その羽毛の色。なによりその目に、ルーアイリルは見覚えがあった。
「千歳! 千歳なのか?!」
 ルーアイリルが子供のころ、領内に迷い込んだグリフォンの雛を保護したことがあった。乗騎にしようとする父や兄に逆らって、彼は一人で飛べるよう育ったグリフォンをこっそり野に放ったのだった。
 あるいはそれは、ままならぬ自分の境遇とグリフォンを重ねたのかもしれない。
 ”ミレニアム”と名付けられたグリフォンは、いかなる天の配材か。名付け親の命を救い、そして再び彼の友となるべく舞い降りたのだ。
「千歳! 僕だ! ルーアだよ! なぜここに?!」
 追手のことも忘れたかのように驚くルーアイリルの引き裂かれたマントをくちばしで加えると、グリフォンは頭を振って彼をその背に乗せた。そして力強く羽ばたいて舞い上がる。
 鞍を置かないグリフォンの背は不安定でルーアイリルはしがみつくのがやっとだったが、窮地を脱した安堵感と、なにより思いがけない友との再会に、旗揚げ以来人前では気を張り続けていた心はほぐれ、物言わぬ友の暖かな羽毛に顔をうずめて、数年ぶりに、彼はすすり泣いた。








| ウォーハンマー(アーミー) | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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