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D&D4th 「ミルテシュタイン城と死のルーン(自作)」 02
 このエントリにはネタバレとかは(ちょっとしか)含まれません。
 ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
 あと、記憶で書いてるので割と適当です。
 セリフとか。

 シルヴァークロークス戦記もおわっちゃったので、ここから先はオリジナルでいくしかない…。
 ということで、僕とomoteさんの交代で神話級の物語を作っていく事に。
 19レベル期間は僕が担当。

 かつて訪れたシャドウフェルのミルテシュタイン城のシセルの懇願で、復活しつつあるデスタイタンへの対処をするために城を訪問する英雄たち。
 そこに待ち受けていたのは、オルクス麾下の悪魔たちだった。




 このキャンペーンはプレイヤーキャラクターに合わせたものであり、D&Dの標準的世界観と異なる場合があります。
 ご了承ください。




















 ガンダルーヴ
 ティーフリングのブラッドメイジ。プレイヤーはノブくん。
 昭和に生きるティーフリングのウィザードで、メルセーデの幼馴染。自称アスモデウスの末裔。
 知識と学問に優れるが、それを他人に因縁をつけて合法的に脅迫するために使う金と銀とかに出てきそうなインテリヤクザ。でも最後の手段は「一発殴らせてからボコボコにする」。それどうなの。
 ネルカレン近くにあった遺跡から、古代ハーフフィーンドの血の魔術を修得。刻むぜ血液のビート。
 エリア攻撃による状態変化を得意とする、戦場制御型ウィザード。

 メルセーデ・B・ラウラ
 ヒューマンのミラクルワーカー。プレイヤーはマキさん。
 ネルカレンに住むペイロアのクレリック。ガンダルーヴの幼馴染。あざとい幼馴染白衣の天使キャラ。
 ミドルネームのBが何の略かは決して教えてくれない。口癖は「ヨシ」。
 爆発力のある回復パワーを揃えパーティを支える、正統派クレリック。
 奇跡の力を得た治療術師。
 でもトイレが近い。

 ホロブン
 ドワーフのジャイアントスレイヤー。プレイヤーはどげおさん。
 しばらく前にネルカレンに流れ着いた記憶喪失のドワーフ。気弱な面が全面に出るが、時折記憶が戻るのか、頑張って強気に出たりもする。
 戦場にあってはドワーフ武器訓練を生かした二斧を操り、敵に斬り込んで行く不屈の戦士。メルセーデの「ヨシ」を求めて戦場を走り続ける。
 雷鳴山のドワーフが巨人に虐殺されるのを見て、巨人族に逆襲しドワーフ王国の再興を願っている。

 ヒドゥンエッジ
 エラドリンのワンダリングソードメイジ。プレイヤーは盗り夫。
 エッジ一族の伝説の剣で、過去にドラウによって奪われ隠されたという”星詠み丸”を探している。
 自信過剰で高慢ちき。秘術の心得のないものをあからさまにバカにしている鼻もちならないエラドリン代表。
 瞬間移動と強制移動による挟撃を得意とする制御寄りの魔法戦士。得意技はトランスポージングランジによる後の先の守り。
 フィネスを、"星詠み丸"を奪ったドラウの一族だと思い込んで付け狙っていたが、最近は友情を感じ始めており、彼女がドラウ一族と戦うならそれに協力しようと考えている。なぜならそれこそが”星詠み丸”への近道だと思うから。
 フェイワイルドに赴き、”抜かず”のコーヘより教えを受けた、放浪する術剣士。

 フィネス
 女ドラウのシャドウアサシン。プレイヤーはAMAさん。
 ドラウの女司祭である母親に生贄にされそうになり逃亡したアンダーダークからの逃亡者だが、逃亡途中に運悪くエッジに見つかり、星読み丸についての情報を聞き出すために一緒に旅をすることになってしまう。
 アンダーダークの陰惨な環境で育ち、地上の習慣に慣れていないため喧嘩っ早くたまにトラブルを巻き起こしてしまう。
 機先を制するイニシアチブと敵の間をすり抜ける技を得意とし、挟撃や隠れ身によって背後からダガーを突き立てる急所攻撃に長けたローグ。
 姉であるラクネスを殺し、ついにはシャドウアサシンとしての道を歩み、家族に逆襲を始める。

 ラックル
 ハーフエルフのバリアント・キャバリアー。プレイヤーはwakaiさん。
 バハムートの聖騎士で、アダマンティンドラゴンのウルシクスが邪悪に囚われているので解放すべしとの神託を受けてトリアンの村を訪れたところを、なしくずしにシルヴァークロークスとして合流する。
 エッセンシャルキャラクターの登場で、キャバリアーとして再構築。吉と出るか凶と出るか。

 レイオット
 ヒューマンのバトルマインド。プレイヤーはomoteさん。
 ネルカレン領主カレル家に仕える騎士団きっての使い手で、将来を嘱望されるネルカレンの麒麟児。
 姫君エミリアの婚約者で、領主トールマス亡き後のネルカレン軍を率いてシルヴァークロークスの舞台裏で巨人族と戦っていた。
 GM交替制導入により主人公の一人として再投入。
 クラスは防衛役のバトルマインド。 

 ガドウィン
 ハーフオークのレンジャー。
 今回のピンチヒッター。

 今回はホロブンはお休み。

▼幕間:ペイロアの使命
ガドウィン「俺はハーフオークのレンジャー・ガドウィンだ」
DM「君はレイヴン・クィーンから啓示を受けて、このミルテシュタイン城を襲う災厄から世界を救うよう命じられてここまでやってきたが、さっきの部屋のウルトロデーモンに一人で挑み倒れて捕虜となっていた」
ガドウィン「油断したぜ。簡単にやれると思っていたんだが」
ガンダルーヴ「ちょっと整理したいんだが、我々は何をすればいいんだ?」
DM「え? あぁ…そっか、アフターの暖龍でしゃべってたから話した気になってた。ごめんごめん。ペイロアとガドウィンが聞いたレイヴンクィーンの話をまとめると…」

 神々や悪魔など、不滅の存在が持つ「ルーン」。
 それは領域、あるいは権能などと呼ばれるものを担保する力の源であるとされる。
 それはいくつものかけらに分離され世界に散らばり、神格などに不滅性と神性を与えていた。
 オルクスは、かつては一介のデーモンであったが、昇進と飛躍の末にデーモンロードとなり、死と不死のルーンを手に入れた。
 そのオルクスに戦いを挑んだ神があり、彼は敗れ、あろうことかオルクスによってルーンを奪われてしまった。
 オルクスがいかにしてルーンを奪う方法を知ったかは分からないが、「戦」と「栄光」のルーンを手に入れたオルクスは、さらなる力を求めている。
 オルクスは「死」と「不死」のルーンを集め、世界の死を我が物としようとしている。そして生命の守護者にして不死者の敵であるペイロアと、死と流転を司るレイヴン・クィーンに挑戦しているのだ。
 オルクスはデーモンであり、その究極の目的は破壊である。
 計画は密やかに進められ、ある異世界の英雄によって知らせがもたらされるまでに、オルクスは多くのルーンを集めていた。ペイロアとレイヴン・クィーンのちからは、オルクスの邪悪な死のちからによって妨害され、弱められてしまっている。
 混沌たる破壊の陣営に対抗する秩序と調和の陣営は現在おおいに不利な戦いを強いられている。

フィネス「なんかルーンクエストっぽい話になってきたわね」
ガドウィン「と、いうわけで、オルクスの配下はこのミルテシュタイン城に眠るデスタイタンの持つ死のルーンを奪いに来たってわけだ。そして俺はレイヴン・クィーンの指示でそれを食い止めに来たってわけ」
メルセーデ「ペイロアさまの見せた、デスタイタンと戦っちゃダメってのはなんだったの?」
DM「死のルーンを失ったデスタイタンは殺せる存在になるかわりに、レイヴン・クィーンの制御から離れて自由になるんだ」
ガンダルーヴ「そりゃ最悪だ。いつかはデスタイタンと戦うにしても」
レイオット「つまり、我々はオルクスの手下がルーンを手に入れるのを妨害すればいいんだな」
DM「そういうこと」

▼遭遇1:デーモンの待ちぶせ 
 ペイロアの導きを受けてシセルとともにミルテシュタイン城に向かう英雄たち。
 影の渡瀬をくぐった先に待ち受けていたのは、さきほど逃亡したウルトロデーモンだった。



DM「デーモンはレイオットを支配状態にする囁きを」
レイオット「…次のターン終了時まで?」
DM「うん」

〜次のターン

DM「デーモンはレイオットを支配状態にする視線を」
レイオット「…次のターン終了時まで?」
DM「うん」



 なんか有用な支配対策ってないかしらん…。

 しかしこの戦闘は、(レイオット卿以外は)さして危なげなく突破。
 英雄たちはミルテシュタイン城へ急ぐ。

▼遭遇2:炎のタイタン”燎原”再び 
 ミルテシュタイン城の正門は、炎になめられたように焼き焦がされ、破壊されていた。

ガンダルーヴ「炎の悪魔かな」
フィネス「オルクスの部下にしちゃおかしくない?」
メルセーデ「アンデッドの王なのにね」

 城内に進入した英雄たちを待ち受けていたのは、かつてピラノス復活のために尽力し、シルヴァークロークスたる英雄たちに退けられたファイヤータイタン”燎原”であった。
 彼は一瞬驚いたようだったが、すぐに広間をゆるがすような笑い声を上げた。
「貴様らとはつくづく縁がある。貴様らのせいでワシはデーモンどもの風下につくハメになってしまった。だがそれもいい。こうして貴様らに復讐できるのだからな!」
 彼はずしり、とみじろぎし、英雄たちに向かって両手を広げて構えた。
「さぁ来い、シルヴァークロークス!」



フィネス「げぇ! 燎原!」
メルセーデ「そういえば、ディスミサルでふっ飛ばしてる間にピラノスを倒して、燎原は逃げたんだっけ」
ファイヤータイタン”燎原”「ピラノスの復活、諦めてはおらぬぞ。お主らシルヴァークロークスさえ死ねば、再びピラノスを復活させることも夢ではなかろう!」
ガンダルーヴ「愚かな。史上最強のシルヴァークロークスである我らと同じ時代に生きた不運を嘆くがいい!」
メルセーデ「大きくでるわね…」



 ひさびさの単独モンスターとの戦い。さらに階段の上で遠隔攻撃要員の睨み死霊が英雄たちを苦しめる。
 …予定だったが…。

ラックル「徳高き軍馬の霊を呼び下ろして飛行します! 二階は任せておいてください!」

 ぐぬぬ。

DM「燎原はレイオットに張り手二発! 両方当たったらつかまれるよ!」
レイオット「相撲か!」
DM「よし、つかんだ! アクションポイントで合掌捻り! 首をぐりぐりっとひねって放り投げる!」
レイオット「ますます相撲だ!」

 パワー名で個性付けできるので、日本語読みのほうがすきですw

 しかし英雄たちの鍛えた技の前に、さしものファイヤータイタンも撤退を余儀なくされる。
 タイタンは炎の塊となって逃亡した。

フィネス「こりゃまた襲ってくるわね」
ラックル「でしょうねぇ…。面倒なのに見込まれちゃったな…」

▼遭遇3:死の回廊 
 ”燎原”を倒した英雄たちは、広間で大怪我をして倒れている家令エヴァーモストを見つける。

家令エヴァーモスト「あなたたちはいつぞやの…。良かった、シセルは間に合ったのですね」
ガンダルーヴ「ああ。我々が来たからには、大船に乗った気持ちでいるといい」
メルセーデ「それで、オルクスの悪魔たちは?」
家令エヴァーモスト「城の最深部です。奴らはデスタイタンに儀式を行うつもりです! 急がなくては!」

 キザイア姫のもとへと向かうシセルと別れ、英雄たちは一路最深部へと急ぐ。
 かつて邪悪な吸血鬼と戦った場所だ。
 しかしその途中の回廊には、デスタイタンの影というべき死霊のエネルギーがみち満ちていた。





 死霊のエネルギーは、触れられると回復力を奪われる。
 スピードオブソウトで飛び出してしまったレイオットを中心に、がばがば回復力を奪われる英雄たち。
 ダメージはないものの、英雄たちに残された力は少ない。

▼遭遇4:デスタイタンは死のルーンの夢を見るか? 
 力を奪われた英雄たちだったが、なんとかミルテシュタイン城代深部へ到達する。
 そこではまさに、オルクスの配下のラルヴァメイジが儀式を行なっているところだった。
 ラルヴァメイジは強い魔力を帯びたオーブを操り、デスタイタンの持つ「死」のちからを抜き取ろうとしているようだ。
 デスタイタンが封じられたプールには、輝く生命力がたゆたっており、ラルヴァ・メイジはそこから力を使っている様子。

メルセーデ「ねぇ、あのおはじきってまさか」
レイオット「我々の貴重なおはじきじゃないか!」
DM「ラルヴァメイジの儀式に呼応していくつかの光が消える。すると突き出たデスタイタンの手が苦しむように身を捩り、祭壇に置かれた水晶球に黒い不気味な文字が浮かび上がる」
レイオット「俺のおはじきがー!」
DM「メイジかリッチのどちらかが〈魔法学〉で儀式をして、成功すると1D6個のおはじきが吸いだされる。合計12個を吸い出すと、デスタイタンの死のルーンはメイジの持つ水晶玉に奪い取られ、ペイロアから授かった使命は失敗する」
ガドウィン「げー」
DM「しかし、こちらが祭壇で〈魔法学〉判定に成功すれば、敵の儀式を妨害して成功数を減らすことができる。また、柱にはレイヴンクィーンの聖印が描かれていて、柱のそばで標準アクションを使って祈るとプールから回復力を取り戻せるよ」
フィネス「あ、それ重要。それでプールからおはじきが足りなくなったら、儀式はどうなるの?」
DM「不可能になる。その場合は君たちを殴って吐き出させるしかない」





DM「ラルヴァメイジは儀式をして…おっと、6だ。あと最短一回で儀式が終わる」
フィネス「うわ、やば。まずは儀式を妨害しなくちゃね…。ラルヴァメイジに、トランスポージングハンドクロスボウ! これで位置を入れ替えて祭壇から引き剥がす!」
ガドウィン「間合いに来たか。殴って早いとこ仕留めちゃおう」
メルセーデ「でもリッチも儀式できるんだよね? うーん。今のうちにディスミサル! 手数を減らしておかないと!」

 と、序盤は英雄たちの押せ押せムード。
 しかし、回復力を奪われていたことと、ラルヴァメイジのおぞましい外見の能力で攻撃の目標が散ってしまっていたこともあり、中盤で盛り返される。



メルセーデ「うわ、だめだ! 倒れたー!」
ガドウィン「こっちも倒れた!」
ラックル「待っててください! 虎の子の回復パワーをメルセーデさんに!」
メルセーデ「え、でも他の人のほうが…」
ラックル「そして他の人を治してください!」
ガンダルーヴ「こっちももう回復力が切れた」
DM「よしよし、いいぞ。グウールども、そいつらを抑えこむんだ。ラルヴァメイジはほくそ笑んで祭壇に向かう」
フィネス「あたしだけじゃ止められないわよ!」
レイオット「待ってろ、今行く!」
DM「でも儀式できちゃうもんね。ほれ、あと1だ。次儀式をしたら終わりだな」
フィネス「と、トルネードストライク! 敵を移動させる! でも、次のターン移動して儀式で終わりか…」
レイオット「…」
DM「ラルヴァメイジは移動して儀式を行うよ。ほれ、機会攻撃いいよ」
レイオット「舐めたなッ! 《大剣機会攻撃》で無限回パワーをぶちこむ! 命中! お前は俺に近づくようにしか移動できない!」
DM「え! マジで?!」
メルセーデ「やった! レイオットさんやった!」

 ラルヴァメイジを倒されたオルクスの先遣隊に、それ以上のチャンスはなかった。

DM「ラルヴァメイジの使っていた水晶玉は落ちて割れてしまっている」
ガンダルーヴ「調べれば何かわかるかな」
DM「しかし、その時城全体が大きく鳴動をはじめる、デスタイタンが力を増しているようだ」
フィネス「いけない! 逃げないと!」

 身構える英雄たちのもとへ、かつて眠った姿を見るのみであったミルテシュタイン城の花嫁であるキザイア姫がシセルを伴って現れた。
「なんとか活動だけは阻止してみます。下がって下さい」
 キザイア姫は柱に魔力と生命力を捧げ、レイヴンクィーンに祈る。プールは凍りつき、なんとかデスタイタンの鳴動は止まる。
 キザイア姫は深くため息をつく。
「レイヴンクィーン様から接触がありました。オルクスはこのデスタイタンの持つ「死のルーン」を求めています。オルクス自身がすでに持っているものをさらに強くするために」
「どうやったのかは分かりませんが、オルクスは神の権能の源たるルーンを剥がす方法を見つけたようです。それによって、ハイローニアスからいくつかのルーンを奪い力を増したのです」
「いずれにせよ、このデスタイタンをオルクスが諦めることはないでしょう。守りたくはありますが、果たしていつまで守れるか…」
「オルクスのちからが増すにつれ、レイヴンクィーンとペイロアのちからは弱まっています。宇宙の死と生命のちからを、オルクスが独占しつつあるためです」
「対策は立てねばなりません。あなたたちも心当たりなどがあったらお願いします」
「危機はゆるやかですが確実に近づいています。今日明日ではないでしょう。しかし10年後、この世界があるかどうか分かりません」

メルセーデ「どうしよう、どうすればいいの?」
花嫁キザイア「分かりません。おそらく神々にも分からないでしょう。オルクスを倒すにも、彼が死のルーンを握っている限り殺すことはできません」
ガンダルーヴ「オルクスはルーンを奪う方法を見つけたんだよな? その方法を手に入れれば、オルクスの集めたルーンを奪うこともできるのではないか?」
花嫁キザイア「その方法が手に入れば、ですが。そうすればティーフリングよ。あなたは神格を得ることができるかもしれません。ルーンは不滅性の源ですから」
フィネス「不滅性に興味はないけど、何か対策は考えないといけないわね…」


▼幕間:ネルカレンにて
 任務の一応の成功を見届けた英雄たちは、一旦ネルカレンに戻った。
 彼らを待っていたのは、静かに忍び寄る死の影だった。

クレリー老師「メルセーデよ。ちょっと困った知らせをせねばならんのだが」
メルセーデ「はぁ」
クレリー老師「実はな」

 クレリー老師(メルセーデの師匠にあたるペイロアの司祭にして将軍。先代の王トールマスの親友)が語るには、メルの学校の生徒一人が、メルがいない間に昏倒し、突然死んでしまったというのだ。
 クレリー老師が手を尽くしたが助からなかった。彼は埋葬されたが、その数日後、ゾンビとして蘇り学校に登校してきたという。ゾンビは老師とバラサーヴが協力して倒した。
 彼の他にも突然死したあとゾンビとして蘇った事件が数件発生しているため、ペイロア神殿では埋葬の際に火葬にすることにした。

メルセーデ「そ、それ、本当ですか?」
クレリー老師「師匠を疑う! マイナス10ポイント!」
メルセーデ「まさか、これもペイロアさまの力が弱まってオルクスが台頭してる影響?」
クレリー老師「お前さんは知っておるかもしれんな。わしにはもう太陽神の声が届かぬ。具体的に言うと、クレリック由来のパワーが使えなくなってしもうた」
メルセーデ「エッ」
クレリー老師「信心が見放されたとは思わん。世界に何か恐ろしいことが起こっているのじゃろう。しかしその中でメルセーデよ。お主にこそ、神は恩寵を賜った。きっとおぬしは、もうこの国だけではない、もっと大きなものを癒さねばならんのだろう」

 ネルカレンは漠然とした不安にふるえている。
 世界がグレーががって見えた。

 一方ガンダルーヴは、ヒドゥンエッジとともにアージェントの図書館にこもり割れたオーブを調べていた。
 結果、これが永劫起源のクリーチャーからルーンを奪い取る「封神珠」と呼ばれる品物だということが分かった。もっとも割れたものは、その不出来なまがいものだったが。
 その本物は、あらゆる神にとって危険であるため、アスモデウスが所持し、あらゆる魔法が効果を失うとされるアウトランズの中心・シギルのどこかに隠されているとされている。

ガンダルーヴ「このオーブを手に入れれば、あるいは神格を得て、やりようによってはアスモデウスを超えることすら可能かもしれない」
フィネス「でも、アスモデウスの宝物庫でしょ? そんな簡単に行くかしら」
ガンダルーヴ「しかし、オルクスを殺すにはそうするしかない。今のところは」

 そのころ、ネルカレンに奇妙な来客がある。
 全身にじゃらじゃらと魔法の品物を抱えて、まるでお伽話に出てくる魔法のおばあさんのようないでたち。
 腰には巻物とワンドを沢山束さんでいて、ぼんぼりの6つついたマフラーを巻いている。
「メルセーデや」
 と、彼女はにこやかに語りかけた。
「あたしはラウラ。聞いてるだろ?あんたのひいひいおばあちゃんだよ」

メルセーデ「エー! ラウラ!」
フィネス「あぁ、とうとう伏線が回収されるのかw」

 メルセーデは、3.5e時代に20レベルまでプレイした自分のキャラ・ラウラの子孫、という設定。
 20レベルまで行くようなキャラクターが普通の寿命で死ぬわけはなく…。

寓話の存在ラウラ「あたしゃいまはシギルっていうちょー都会に住んでおるよ。モダンガールでシティーバーチャンなんだよ」
メルセーデ「はぁ…」
ラウラ「グレイホークもいいけどシギルもいいねぇ。アンコモンまで売ってるって言うしねぇ」
メルセーデ「メタい発言キタコレ」
ラウラ「しかしまさかウチからモヒカンヒゲジジイの手下を出すことになるとはねぇ。びっくりしたよ」
メルセーデ「それペイロアさまのこと…?」
ラウラ「ホロビンや、いつも面倒なこと言ってすまないねぇ。この子のこと、しっかり見ておいておくれよ」
ラウラ「さて、と。話はだいたいわかってるよ。メルセーデや。このままだと世界は大変なことになってしまう。あたしはあんたを助けに来たんだよ」
メルセーデ「本当?!」
ラウラ「いいかい、ルーンを奪われないようにするには、ルーンを持ったままそいつを殺してしまえばいいのさ。ただし、定命のものに永劫のものは殺せない。でもね、たったひとつだけ、殺す方法があるらしいのさ」

 ラウラはごく簡単なことのように言う。

ラウラ「アンダーダークの最下層に、何か神を殺すものが封印されてるって話だ。あたしゃアンダーダークへのわりかし安全な道を小耳に挟んできたんで、それを教えてあげるよ」
フィネス「それは…それがあれば、母さんも殺せる? でもきっと邪魔してくるわよね…」
ラウラ「それから、シギルまでのゲートを開くための焦点具もあげよう。こいつを使ってゲートを開けば、シギルに来れるはずだよ」
ガンダルーヴ「ほう! これでアスモデウスの宝物庫への道が開けるな! ゲートはアージェントから開けば簡単だろう」
メルセーデ「ありがとうおばあちゃん!」
ラウラ「どうだい。モヒカンヒゲジジイなんかより、おばあちゃんのほうがずっと役に立つだろう。ありがたがってもいいんだよ」
メルセーデ「アリガトウオバアチャン」

ラウラ「ただしね、メルセーデや。あんたは世界やみんなを救えるかもしれない。でもね、ひょっとしたらそのために、友達を死ぬよりもつらい地獄の運命に落とすことになるかもしれないよ…よっく考えるんだよ」
ラウラ「さぁて、あたしはあたしでやることがある。そろそろ帰らないと。ベルッチがなんか金色のドラゴンを取り逃がしたらしいからね。手伝わないとね」
ラックル「エッ」
ラウラ「ホロビンや。すまんけど、この子の友達でいてやっておくれ。この子やこの子の仲間が倒れそうなとき、あんたの巌のような手で支えてやってくれんかね」

 かくして英雄たちの前には、2つの道が開かれたのだった。
 世界は破壊へと進んでいる。英雄たちはおおいなる邪悪と戦わねばならない。

 続く…


 今回の遭遇はこちら

 うーん。遭遇毎回アップすると容量を食うんだよなぁ。
 なんかいいデータタンク的なものないかしらん。

| (´・Å・`) | 02:50 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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コメント
僚原良いですね!!
昔倒した敵がまた立ちはだかる展開!燃える!ベタだが!!
| 妄想殿下 | 2012/09/28 11:06 PM |
キャンペーンでのNPCは使い倒すのがウチの流儀ですw
別シナリオとかのPCもNPCになってクロスオーバーしたり
| 盗り夫 | 2012/09/30 3:21 AM |
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