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D&D4th 神話級 「逆襲の燎原(後編)」
 このエントリにはネタバレとかは(ちょっとしか)含まれません。
 ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
 あと、記憶で書いてるので割と適当です。
 セリフとか。

 いよいよ今回から神話級。
 21レベルの間は僕こと盗り夫がDMで。
 忘れかけてるので、まぁざっくりと。

 10年の時を越えて集結した英雄たち。
 しかし力を増していたのは英雄たちだけではなかった。因縁のファイアータイタン”燎原”と決着をつけるべく、英雄たちは再び剣をとる。



 このキャンペーンはプレイヤーキャラクターに合わせたものであり、D&Dの標準的世界観と異なる場合があります。
 ご了承ください。




















 ガンダルーヴ
 ティーフリングのプリンス・オヴ・ヘル。プレイヤーはノブくん。
 昭和に生きるティーフリングのウィザードで、メルセーデの幼馴染。自称アスモデウスの末裔。
 知識と学問に優れるが、それを他人に因縁をつけて合法的に脅迫するために使う金と銀とかに出てきそうなインテリヤクザ。でも最後の手段は「一発殴らせてからボコボコにする」。それどうなの。
 祖であるアスモデウスに認められ、バートルに領地と城を得るが、本人はいずれ神にあがりアスモデウスに挑戦する野望を隠し持っている。
 エリア攻撃による状態変化を得意とする、戦場制御型ウィザード。

 メルセーデ・B・ラウラ
 ヒューマンのデミゴッド。プレイヤーはマキさん。
 ネルカレンに住むペイロアのクレリック。ガンダルーヴの幼馴染。あざとい幼馴染白衣の天使キャラ。
 ミドルネームのBが何の略かは決して教えてくれない。口癖は「ヨシ」。
 爆発力のある回復パワーを揃えパーティを支える、正統派クレリック。
 もはや世界唯一となったペイロアの祈祷を使える半神。
 でもトイレが近い。

 ホロブン
 ドワーフのジャイアントスレイヤー。プレイヤーはどげおさん。
 しばらく前にネルカレンに流れ着いた記憶喪失のドワーフ。気弱な面が全面に出るが、時折記憶が戻るのか、頑張って強気に出たりもする。
 戦場にあってはドワーフ武器訓練を生かした二斧を操り、敵に斬り込んで行く不屈の戦士。メルセーデの「ヨシ」を求めて戦場を走り続ける。
 雷鳴山のドワーフが巨人に虐殺されるのを見て、巨人族に逆襲しドワーフ王国の再興を願っている。

 ヒドゥンエッジ
 エラドリンのセイジ・オヴ・エイジス。プレイヤーは盗り夫。
 エッジ一族の伝説の剣で、過去にドラウによって奪われ隠されたという”星詠み丸”を探している。
 自信過剰で高慢ちき。秘術の心得のないものをあからさまにバカにしている鼻もちならないエラドリン代表。
 瞬間移動と強制移動による挟撃を得意とする制御寄りの魔法戦士。得意技はトランスポージングランジによる後の先の守り。
 その正体は、世界線を旅する魔剣”星詠み丸”そのもの。すべてを識るもの。

 フィネス
 女ドラウのパーフェクトアサシン。プレイヤーはAMAさん。
 ドラウの女司祭である母親に生贄にされそうになり逃亡したアンダーダークからの逃亡者だが、逃亡途中に運悪くエッジに見つかり、星読み丸についての情報を聞き出すために一緒に旅をすることになってしまう。
 アンダーダークの陰惨な環境で育ち、地上の習慣に慣れていないため喧嘩っ早くたまにトラブルを巻き起こしてしまう。
 機先を制するイニシアチブと敵の間をすり抜ける技を得意とし、挟撃や隠れ身によって背後からダガーを突き立てる急所攻撃に長けたローグ。
 神をも殺すパーフェクトアサシンの能力を奪いとった真の死の運び手。

 ラックル
 ハーフエルフのブラックガード。プレイヤーはwakaiさん。
 ちょっと前まで普通のパラディンだったが、撃破役ホロブンの長期の不在からブラックガードに。
 10年の間になにがあったのか。

 レイオット
 ヒューマンのトパーズクルセイダー。プレイヤーはomoteさん。
 ネルカレン領主カレル家に仕える騎士団きっての使い手で、将来を嘱望されるネルカレンの麒麟児。
 姫君エミリアの婚約者で、領主トールマス亡き後のネルカレン軍を率いてシルヴァークロークスの舞台裏で巨人族と戦っていた。
 GM交替制導入により主人公の一人として再投入。
 クラスは防衛役のバトルマインド。


▼幕間:反撃計画
 一挙解決を狙い敵の首謀者であるファイヤータイタン”燎原”のいるフレイムタワーに殴りこみをかけたものの、燎原を取り逃がした英雄たちは、一旦アージェントに戻って体制を立て直す。
 アージェントでは、ししおことルロウサールが10年ぶりのシルヴァークロークスの帰還をおおいに喜んだ。
 英雄たちはここで一旦休息をとる。

ルロウサール「シルヴァークロークス! よくぞもどってきてくれた! …あ。よくぞおどってきてくれたシシ!」
メルセーデ「わたしたちの前だから、シシ口調に戻すのね。けなげでかわいい」
レイオット「アージェントの様子はどうだろう」
ルロウサール「残念ながら、健在は健在だけど攻撃に転じる戦力はないシシ。でも図書館やここのポータルは自由に使ってほしいシシ。薬とかもあるシシ」
ガンダルーヴ「しかし、だめだったな。大休憩は取るとして…」
レイオット「やっぱり少し情報を集めよう」
フィネス「どうやって?」
メルセーデ「このDMだから、占術効くんじゃない?」
DM「メタい」
ガンダルーヴ「そうだな。ちょっといろいろ使ってみよう」
ラックル「知り合いとかとも連絡取ってみましょう」
フィネス「知り合いねぇ…」
ガンダルーヴ「あんまり生きてる知り合いいないんだよなぁ…」
メルセーデ「だってガンちゃんがすぐ喧嘩売るんじゃない!!」
ガンダルーヴ「テヘペロ」

 英雄たちは、占術を使うためも足がかりとして数少ない友人にセンディングの呪文で連絡を取ってみる。

ガンダルーヴ「基本”無事か、状況を知らせよ”的な感じのセンディングを送ろう」

レンディル:「雷鳴山の迷宮」で助けたハーフリングの商人。その後アージェントとの交易路で一儲けした人物。涙を流さんばかりに喜ぶ。アージェントに物資の輸送中に襲われ、怪我をして雷鳴山のサルン魔導師団のところに避難しているところ。英雄たちのためになんでもくれると申し出る。
カーライル:レイオットの部下の隠密。レイオットの命令でウォーターディープに探索に向かったが、ウォーターディープも戦闘中で帰ってこれなくなっている。レイオットの友人である貴族のヴェルナルド卿とともに戦闘中。
リドラ:かつて「奪われたマルマツェリ」で助けたマルマー族の族長。大規模な攻撃は受けていないが、10年前に流星が南のネザー山脈に落ち、それ以来地震が多いのが気になると話す。
カシーム:フロットサムの太守を務めるジン。「シルヴァークロークス戦記」で協力してもらった。ファイヤージャイアントから攻撃を受けて入るが撃退できているらしい。しかし収まっていたフロストスパイアの猛吹雪が再び吹き荒れているのが気になるとのこと。
ゲス夫:かつての冒険で寝返ってきた敵。今はフレイムタワー周辺にいるらしい。無事とのこと。

フィネス「フロストスパイアとマルマー族の所で何か異変があるようね」
メルセーデ「それじゃあ…コンサルトオラクルでそこらへん調べてみようか」
DM「質問は?」
ガンダルーヴ「燎原の目的はなんだろう」
DM「ピラノスの復活」
レイオット「あれ。それは阻止したんじゃ。神造祭器ってどうなったっけ」
DM「えーと、再び砕いたんじゃなかったっけ」
レイオット「どうやったんだろう」
ガンダルーヴ「次は…そのために必要なものは?」
DM「炎、氷、大地のタイタンの魂、そして神造祭器に相当するものが必要である」
ガンダルーヴ「そのうち何を燎原は持っている」
DM「炎と神造祭器の代替品」
メルセーデ「炎は燎原本人だよね」
フィネス「じゃあ残っている氷と大地の魂をこっちで捕らえるか破壊すればいいんじゃないかしら」
ラックル「フロストスパイアとマルマーの山が怪しい」
レイオット「次に燎原はどこを襲うだろう」
DM「それは未来のことなので、オラクルじゃ分からない」
ガンダルーヴ「一時間以内のことなら…ハンドオブフェイトを使おう。我々はこれからポータルでどちらかに向かう。ハンドオブフェイトはどちらを指す?」
DM(それなら…)「フロットサムを指した」
ガンダルーヴ「ならフロットサムに行こう! 寒いとこいくから、メルちゃんはちゃんとトイレ行ってから行くんだよ」
メルセーデ「キー」

▼遭遇:フロットサム襲撃阻止
 フロットサムに向かった英雄たちは、以前の賑わいを取り戻したこの極寒の街を襲うイフリートやファイヤージャイアントと対峙する。

レイオット「間に合ったか!」
メルセーデ「いそいでみんなを助けないと!」
イフリート(どこかと通信しながら)「はっ。シルヴァークロークスです。了解しました。ここで食い止めます」
ガンダルーヴ「奴め、怪しい動きを」
フィネス「速攻で始末するわよ!」





 炎の巨人を倒した英雄たち。

村人「あ、あなたがたはいつかの! 助けてください! 港でカシームさまが!」
メルセーデ「あのジンの人? 急ごう!」
DM「どうする? 小休憩取る?」
ガンダルーヴ「…え…」
ラックル「そ、そうか…僕はもとい俺は行けるけど」
フィネス「時間をかけないほうがよさそうね。カシームが死んだら、フロストスパイアに渡る手段がなくなるわ」
レイオット「復活させればいいんじゃないか?」
メルセーデ「だめだよ。今はオルクスの力が強くて、復活が機能しなかったり死体がゾンビになったりするってDM言ってたよ」
レイオット「そうか。くそっ。急ごう!」

▼遭遇:カシームを救え
 かつてシルヴァークロークスとして巨人と戦った際に協力してくれた友人であるカシームが危ない。
 休憩もせずに港に走る英雄たち。
 そのかいあってか、港に係留されたカシームの魔法の舟も、カシームも生きていた。
 しかしジンのカシームは、燎原の足元に倒れている。
 燎原は二人のファイヤージャイアントに船への攻撃を続けさせ、自分は両手を広げて英雄たちを迎え撃つ。
 燎原の雄叫びが響き、四股が地面を揺らした。

メルセーデ「なんで演出が相撲なの…?」



メルセーデ「そう…」







 合掌捻りや粘り腰などのパワー名のスモウパワーで攻撃してくる燎原。
 一方お供のファイヤージャイアントはカシームの船を攻撃する。
 休憩していない英雄たちは苦戦を強いられるもののこれを撃退。燎原は一陣の炎となって飛び去った。

ガンダルーヴ「逃げられたか」
メルセーデ「カシームさんを助けるよ!」

 助けられたカシームは英雄たちの帰還を喜ぶ。

カシーム「おぉ、君たちか! シルヴァークロークスはすでに死んだものと思っていた! そうか、君たちが帰還したなら、この世界の危機も乗り越えられるかもしれん」
メルセーデ「任せて!」
レイオット「船を出してほしいんだが、出せるか?」
カシーム「もちろんだ。前と同じくフロストスパイアに船を出そう」

 英雄たちは再びカシームの船を借りてフロストスパイアへと渡った。
 そこはやはり寒々とした極寒の地である。

ガンダルーヴ「急ごう。エンデュアエレメンツと、ファントムスティード、シャドウウォークを使う」
フィネス「目的地は?」
ガンダルーヴ「そこがな。ここにフロストタイタンの魂があるはずなのだが」
メルセーデ「うーん。前にここに、フロストジャイアントのおじいさんがいたよね」
ラックル「雪像作ってた人?」
メルセーデ「そうそう。あの人に会ってみようよ。懐かしいし」
ガンダルーヴ「よし、そうしよう。何か知っているかもしれない」

▼幕間:雪原の芸術家
 かつて出会ったフロストジャイアントに会うため、雪原を影界を通って急ぐ英雄たち。
 ほどなくして、いつか見た氷の小屋が見えてきた。

ガンダルーヴ「どうする? 友好的に行くか?」
レイオット「今は情報が欲しいし…そうしよう」
メルセーデ「じゃあ、ご無沙汰してますって入ろうか。名前なんだっけ」
DM「ゴーリック」
メルセーデ「ゴーリックさん、こんにちは」

 霜の巨人ゴーリックは、かつてこの島で出会ったジャイアントで、性急な巨人族たちに背を向け、ここでかつてのイヤール(族長)たちのために雪像をこしらえてその菩提を弔っている。

霜巨人ゴーリック「おぉ、いつぞやのシルヴァークロークスではないか。今更わしを殺しに来たか」
メルセーデ「違います。実は…」

 事情を説明する英雄たち。

ゴーリック「なるほど。燎原がのう。奴らしい」
メルセーデ「それで、フロストタイタンの魂を探してこの島に来ると思うのだけど、心当たりはありますか?」
ゴーリック「あるよ。おそらく、墳墓の島じゃろう。そこには歴代の族長が弔われている。かつてのイヤールの魂もな」
ガンダルーヴ「なるほど。氷河の魂はもうなくなったんだな。だからそっちを使おうとしているんだ」
ゴーリック「よくぞ知らせてくれた。墳墓を守ることはわしの勤めじゃ。油断なく備えて燎原を叩き帰そう」
レイオット「それは…できそう?」
DM「彼は一人だし、ペットのマンモスや狼を使っても、燎原が本気なら無理だろうね」
メルセーデ「ぜひ私達に手伝わせてください!」
ゴーリック「なんでじゃ。わしの腕が信用できんというのか!」
メルセーデ「そうではありません! あなたが心配だからです!」
フィネス「(ぼそぼそ)どうする? この巨人、邪魔になってきたわよ」
ガンダルーヴ「(ぼそぼそ)ここで魂を守ってもいいが、それじゃここに釘付けだ。先んじて封神珠で魂を手に入れて、次に行ったほうがいいんだが」
ゴーリック「太陽の娘よ。お主の心配はありがたく思う。しかし、我が祖先の墓によそものを入れるわけにはいかん。これはわしの仕事じゃ」
メルセーデ「どうしよう…」
ラックル「説得とかしてみましょうか」
フィネス「殺しちゃう?」
メルセーデ「殺すのはやめようよ。数少ないお友達だよ!」
レイオット「とりあえず、墳墓の島に入れてもらえるように交渉したらどうかな。その後考えよう。まぁ場所も知ってるし、勝手に行こうと思えば行けるけど…」
ラックル「じゃあ交渉します。…出目1でした!」
ゴーリック「いかんいかん! お主らはお主らの仕事をすればええ! 今日はここに泊まっていくといい。わしは、燎原を迎え撃つ準備をする」
メルセーデ「うわーん!」
ガンダルーヴ「いつ行くつもりだ?」
ゴーリック「夜明けを待って」
フィネス「今夜は泊めてもらって、こいつより先に出発して魂を奪いましょう。それしかないわ」
メルセーデ「えー…。でもでも…」
ガンダルーヴ「そうしよう。仮にここで燎原と戦って撃退したとしても、それはいつになるかわからんし、その後魂をこっちで確保できなければ再攻撃に備え続けなきゃならん。魂をこっちによこすとは思えないしな」
DM「ゴーリックはいそいそとマンモスを引き出してソリをつけて武器を満載したりしている。「これだけあれば燎原なんぞあっというまじゃ」」
ガンダルーヴ「ここで魂を手に入れたら、その事実は燎原になんらかの方法で知らせよう。そうすればこの島は安全だ。さもないとこのじいさん、燎原につっかかって死んでしまうぞ」
メルセーデ「そうだね…。事が終わったら謝りに来ないと」

 結局それ以上の案は出ず、英雄たちは夜明けを待たずにゴーリックの庵を抜けだして墳墓へと向かったのだった。

▼遭遇:フロストスパイアの墳墓
 フロストスパイアの墳墓へと向かった英雄たち。
 待ち受けていたのは、力を増した先代イヤールの亡霊だった。
 理性を持たない彼は、猛吹雪とともに墳墓に踏み込んだ不心得者に襲い掛かってくる。
 ランダムで猛吹雪が吹き荒れ視界は5マスに制限され苦戦するが、首尾よくガンダルーヴが止めを刺し、フロストタイタンの魂を手に入れる。



ガンダルーヴ「よし、アージェントポータルで戻ろう」
メルセーデ「ゴーリックさんごめんなさい…」

▼幕間:元素の混沌へ
 アージェントに戻った英雄たちは、いなかった間の情報を収集する。

DM「マルマー族のリドラによると、山に友を連れたドワーフが入っていき、その後大地震が起きて光が空へと飛び去ったとのこと」
ガンダルーヴ「アースタイタンの魂は奪われたと見ていいだろうな」
フィネス「でも、フロストタイタンの魂は抑えてるんだし、ピラノスは復活しないんだよね?」
ガンダルーヴ「どうだろう。不完全でも復活するかもしれないし…ドワーフが気になる。ホロブンって10年後もまだいないんだよね?」
DM「そうだね。どこに行ったやら」
レイオット「前にピラノスを倒した時は、ここのポータルから敵地に行ったんだよね。今回もそうすれば敵拠点を叩けるかな」
ガンダルーヴ「可能だろう。フロストタイタンの魂を奪いにこっちに来るかもしれないが、待っている間に敵は我々の目の届かないところで暴れまわる」
メルセーデ「ならこっちから叩きに行こうよ! 前はピラノスを追い返しただけだったけど、今度はフィネスとガンちゃんなら滅ぼせるんでしょ?」
フィネス「できるわ」
ラックル「なら行きましょう!」

▼遭遇:プライモーディアル・ピラノス
 再び元素の混沌に足を踏み入れる英雄たち。
 そこにはいつぞやの柱があり、炎と大地のエネルギーが光を放っていた。
 そのそばで何やら不思議な道具を操っているのは、ホロブンにそっくりのドワーフである。



メルセーデ「あれ。ミニチュア同じのつかってるだけかと思ったら、普通にそっくりさんなの?」
DM「周囲にドラが響くような声が聞こえる」

 燎原の声が響いた。
「来たか、シルヴァークロークスよ! 氷の魂を持ってくるとは感心な奴らだ。貴様らには何度も煮え湯を飲まされた。しかしこれで終わりだ! インペラゴンよ! ピラノスを復活させろ!」

メルセーデ「インペラゴン?! なんで?!」
ガンダルーヴ「確か3.5eの冒険で何度も出てきた宿敵だよね」
DM「うん。4thの世界に来る時、当時のホロビンと一緒にオルクスに引きずられてかつての世界から姿を消した」
インペラゴン「そうすれば、わしの記憶は戻るんだろうな!」
燎原「もちろんだ。そうせねば戻らん!」
インペラゴン「よし。このいつの間にか持っていたモラディンズ・ツールで…」
ガンダルーヴ「それ、ホロブンが持ってた神造祭器直すとき使ったやつだよね」
DM「インペラゴンが最後の鎚を振り下ろすと、2つの魂は輝き、そこに三頭の巨人が現れる。かつて戦ったピラノスだ。しかしその氷の面は表情なく、凍てつく拳は力なく垂れ下がっている」
ラックル「そうか。フロストタイタンが入ってないんだ」

 3面がくるりと回り正面に炎の面が向く。それは英雄たちを見下ろし、燎原の声で言った。
「我はプライモーディアル・ピラノス。シルヴァークロークスよ。我が前に立ちふさがる敵。もはや侮るまい。貴様らこそが我が前の最大の壁なのだ! 我が燎原としての意識はじき消え失せる。だが貴様らも道連れだ! そしてピラノスが、貴様らの世界を滅ぼすのだ!」

レイオット「なんて執念だ…」
インペラゴン「待て! わしの記憶はどうなる!」
ピラノス「こいつらを倒したら戻してやろう!」
メルセーデ「ウーン…〈真意看破〉できる?」
DM「嘘だね。燎原にはそんな手段も意思もない」
ラックル「そこのドワーフ! お前は騙されているんだ!」
インペラゴン「エッ… そ、そうかのぅ」
ガンダルーヴ「こいつチョロいぞ!」



 毎ターンピラノスとPCたちの言葉の間で、インペラゴンはまごまごとあっちに味方したりこっちに味方したりする。
 インペラゴンの忠実な部下であるサラマンダーも同時に敵に回ったり味方になったりする。

ガンダルーヴ「こいつうざいな! 邪魔だ!」
インペラゴン「ひどい! 困ったのぅ。わしはもう何もわからん…」
ラックル「説得に成功しました」
DM「攻撃してもらう?」
ラックル「いえ。インペラゴンに言います。”ここは任せて、お前は逃げるんだ!”って」
一同「それだ!!」

 まごまごするインペラゴンをポータル経由で送り返し、いよいよピラノスに攻撃を集中させるが、アップデートと改造を受けたピラノスは瞬間移動を駆使し英雄たちを各個撃破する。



メルセーデ「倒れた! 指輪の効果でHP1で立ってるけど…」
ガンダルーヴ「こいつ、前どうやって倒したんだっけ…」
フィネス「エッジが瞬間移動で丸め込んでたのよ。まったく肝心な時にいないんだから」
ガンダルーヴ「責任を取らせなければな」

 しかし、うっかりマップの隅に移動してしまったところを怒涛の集中攻撃を受け、ついにピラノスが倒れる。



DM「その一撃で倒れた!」
フィネス「じゃあダガーを突き立てて。"これで永遠にさよならね。あたしの刃は死すら殺す刃。あんたの存在は、ここで消滅するのよ"」
ピラノス「一度ならず二度までも! おのれ! 貴様らのいない間に、いない間にすべてを終わらせておくべきだった!」
メルセーデ「そんなことは許しません! 今戻って来たのも、私を遣わした天の意思でしょう」
ガンダルーヴ「つまり、どうあっても貴様らのたくらみは成功しなかったのだ。この世に我々がある限りな!」

 恐るべきプライモーディアル・ピラノスは滅びた。
 パーフェクトアサシンの刃はその存在すら消滅させる。もはや永遠に、ピラノスという存在が現れることはないのだ。

 シルヴァークロークスたちは、再びアージェントへと凱旋した。
 彼らを待っていたのは、レンディルやルロウサール、リドラなど、彼らの帰還を待ちわびていた人々の笑顔だった。
 死が世界を覆い、混迷と暗黒に沈みつつある世界に、10年の時を経て再び英雄たちが帰還したのだ。
 誰もが、彼らの勝利を疑わなかった。この暗黒の世界に光をもたらすであろう英雄たちの勝利を。

DM「で、その人々に混じってヒドゥンエッジの姿がある」
フィネス「今頃現れて、遅すぎるわよ! もう全部終わったわ!」
ヒドゥンエッジ「馬鹿を言え。まほうつかいが現れる時は、決して早すぎもせず、遅すぎもせん。私はあらゆる次元を旅し、報せを持って戻ったのだ」

 そして知の剣の化身は言った。
「冬の魔女が侵攻して来る。この世界は、狙われている」
 危機は、終わってなどいないのだ。


 つづく……
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