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D&D4th 神話級25レベル 「ミルテシュタイン城の花嫁・完結編02」 #DnDj
 このエントリにはネタバレとかは(ちょっとしか)含まれません。
 ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
 あと、記憶で書いてるので割と適当です。
 セリフとか。



 今回も25レベルのシナリオです。
 消えたミルテシュタイン城に至るために、英雄たちはレイヴンクィーンの都・レーテルナへと向かいます。
################################################

このキャンペーンはプレイヤーキャラクターに合わせたものであり、D&Dの標準的世界観と異なる場合があります。
ご了承ください。





















”地獄の公子” ガンダルーヴ
ティーフリングのウィザード/バトルメイジ/プリンス・オヴ・ヘル。プレイヤーはノブくん
昭和に生きるティーフリングのウィザードで、メルセーデの幼馴染。自称アスモデウスの末裔。
知識と学問に優れるが、それを他人に因縁をつけて合法的に脅迫するために使う金と銀とかに出てきそうなインテリヤクザ。でも最後の手段は「一発殴らせてからボコボコにする」。それどうなの。
祖であるアスモデウスに認められ、バートルに領地と城を得るが、本人はいずれ神にあがりアスモデウスに挑戦する野望を隠し持っている。
エリア攻撃による状態変化を得意とする、戦場制御型ウィザード。

”希望の半神” メルセーデ・B・ラウラ
ヒューマンのクレリック/ミラクルワーカー/デミゴッド。プレイヤーはぱーるさん
ネルカレンに住むペイロアのクレリック。ガンダルーヴの幼馴染。あざとい幼馴染白衣の天使キャラ。
ミドルネームのBが何の略かは決して教えてくれない。口癖は「ヨシ」。
爆発力のある回復パワーを揃えパーティを支える、正統派クレリック。
もはや世界唯一となったペイロアの祈祷を使える半神。原初契約なんのその。地獄に落ちた救われない衆生を救うため地獄を旅する善の神。
でもトイレが近い。


”破滅” ホロブン
ドワーフのレンジャー/ジャイアントスレイヤー/ハービンジャー・オヴ・ドゥーム。プレイヤーはどげおさん
ドワーフにしては珍しい、頑固でもなく気難しくもない、ぼんやりした性格で、その原因はしばらく記憶喪失のせいだと考えられていたが、最近「魂が常人の半分も無い」ことが判明した。
メンツやプライドにこだわらず争いごとを好まない性格だが、しかしながら決してケンカが不得意というわけでもないので、表情を変えないままにいきなり猛ラッシュを仕掛けるといういささかちぐはぐな性格をしている。
その運命は「破滅そのもの」。近いものすべてを破滅させてきたのは、彼がハービンジャー・オヴ・ドゥームの運命にあったからだった。
メカヌスにて、スペルジャマーシップを得る。モラディンズ・ツールを使えるホロブンしか操作や修理が行えないため、H.O.P.E.と名付けられたこの船はホロブンが所有している。


”星霜のつるぎ” ヒドゥンエッジ
エラドリンのソードメイジ/ワンダリングソードメイジ/セイジ・オヴ・エイジス。プレイヤーは盗り夫
エッジ一族の伝説の剣で、過去にドラウによって奪われ隠されたという”星詠み丸”を探していたが、探し求めていた剣は過去であり未来の自分自身だった。
自信過剰で高慢ちき。秘術の心得のないものをあからさまにバカにしている鼻もちならないエラドリン代表。
瞬間移動と強制移動による挟撃を得意とする制御寄りの術剣士。得意技はトランスポージングランジによる後の先の守り。
その正体は、世界線を旅する魔剣”星詠み丸”そのもの。世界にたゆたう情報の化身にしてすべてを識るもの。

”真の死の運び手” フィネス
女ドラウのローグ/シャドウアサシン/パーフェクトアサシン。プレイヤーはAMAさん。
ドラウの女司祭である母親に生贄にされそうになり逃亡したアンダーダークからの逃亡者だが、逃亡途中に運悪くエッジに見つかり、星読み丸についての情報を聞き出すために一緒に旅をすることになってしまう。
アンダーダークの陰惨な環境で育ち、地上の習慣に慣れていないため喧嘩っ早くたまにトラブルを巻き起こしてしまう。
機先を制するイニシアチブと敵の間をすり抜ける技を得意とし、挟撃や隠れ身によって背後からダガーを突き立てる急所攻撃に長けたローグ。
神をも殺すパーフェクトアサシンの能力を奪いとった真の死の運び手。

”死の烏の乗り手” ラックル
ハーフエルフのブラックガード/グリムブラックガード/。プレイヤーはwakaiさん。
ちょっと前まで普通のパラディンだったが、撃破役ホロブンの長期の不在からブラックガードに。
レイヴンクィーンに仕えるブラックガードで、ミルテシュタイン城に滞在しそこを守っていることが多い。
神話の運命は「アヴァター・オヴ・デス」。レイヴンクィーンの忠実な騎士。

”影の門の守護者” レイオット
ヒューマンのバトルマインド//トパーズクルセイダー。プレイヤーはomoteさん。
ネルカレン領主カレル家に仕える騎士団きっての使い手で、将来を嘱望されるネルカレンの麒麟児。
姫君エミリアの婚約者で、領主トールマス亡き後のネルカレン軍を率いてシルヴァークロークスの舞台裏で巨人族と戦っていた。
その後アルトラルの彼方「影の門」にてトパーズクルセイダーとしての修行を積んだ。
GM交替制導入により主人公の一人として再投入。


▼幕間:レーテルナ
 レーテルナはレイヴンクィーンの領土である。死の湖底から、HOPE号で8時間前後。
 冷たい雪が降っていて、針葉樹にかかっているモノクロの世界である。
 レイヴン・クイーンとの交神を望む者は、このような過酷な土地にあえて踏み込まねばならない。レーテルナはその凍える寒さに加え、レイヴン・クイーンの領土を守る危険なモンスターたちの住まう危険な国である。
 レーテルナへと通ずる道は少ない。あえて危険を冒し死者の国に踏み込もうとする定命の者はあまりいないからだ。しかし灰色がかった針葉樹や深くつもった雪を見れば、この静かな国の境目に近づいたことは明らかであり、旅人はその先に何が待ち受けているのかを悟ることができる。
 この森は北に向かって広がっており、地面には影をまとった柔らかい針葉樹が茂っている。旅人はこの静かな森の木々の合間に、霧のようなあいまいな存在の姿や、ゆらゆらと明滅する点のようなさまざまな色彩、そして生死の狭間にとらわれた、完全な姿をした幽霊などを目撃する。
 この土地の住人の多くは狂気に侵された恐ろしい存在である。そうでないものは、自らの生前の行ないの重さを背負った真面目で陰鬱な存在であり、そのくびきから解き放たれて消え去ることを望みながらも、先に進めずにいる。

ホロブン「えらい辛気臭いところじゃのぅ」
DM「まぁ、死の女神の住処があんまり陽気でも困るだろう」
ラックル「僕はレイヴンクィーンの居城の場所を知ってますよね?」
DM「もちろん。レイヴンクィーンの筆頭騎士ラックルが訪れると、幽鬼のような門番はものも言わずにその槍をどかし、扉を開ける」
ラックル(ドヤァ)
DM「ちょっと待たされるけど、すぐにレイヴンクィーンにお目通り叶う。全員中に入れてもらえるよ」
ガンダルーヴ「武器を預けたりしなくていいのか?」
DM「ラックルが連れてきた人の武器を取り上げるなんて無礼なことはしない。まぁ、レイヴンクィーンには君たちと戦っても勝つ自信もあるんだろうけど」
ガンダルーヴ「なめやがって。いつか見てろ」

 通された謁見の間には、すでにレイヴンクィーンとその廷臣たちが待っていた。
 抜けるような白い肌をカラスの羽で作ったつややかな黒のローブで覆い、美しい黒髪をさりげない銀の飾りで飾っている。その顔は黒いヴェールで覆われ、表情を伺うことはできない。
 彼女こそ、ネルルを追い落とし死の神となったレイヴンクィーンその人である。
 彼女は英雄たちを歓迎した。

レイヴンクィーン「なるほど、そなたらの苦境は理解しました。元はといえばあのデスタイタンは、かつてわらわが倒しきれなかったもの。それをキザイアに押し付け、いままたそなたらに、いわば尻拭いをさせている格好。誠に慙愧に耐えません」
ラックル「我が主。そのデスタイタンがオルクスの手下に奪われようとしています。なにとぞご助力を」
レイヴンクィーン「もちろんです。すでに
グロラントール(トロールの神。死の神)もメムノール(悪のクラウドジャイアント。死の神)も倒された。巨人戦争で巨人たちが敗れた隙を突いたらしい。イアローニス(善のジャイアントの神)はペイロアの下級神ゆえ、ペイロアの力弱気今守ることもできなんだ。ラオグゼド(トログロダイトの神。欺きと死の神)もすでに倒され、彼女の眷属はオルクスを信奉しておるとのこと」
ガンダルーヴ「ちょ、いっぱい出てきたな」
DM「覚えなくていい。ようするに、死の神々がかたっぱしからオルクスの手に落ちてるってこと」
メルセーデ「それ、まずいんじゃないの?」
レイヴンクィーン「その通りです。ペイロアの娘よ。彼らの持つルーンは小さいものですが、しかし確実にオルクスのちからは増しているのです。この上、デスタイタンの死のルーンまでもを渡すわけには行きません」
レイオット「なれば」
レイヴンクィーン「あの湖底に潜るには、あなたがたの船を改造するのがよいでしょう」
ホロブン「やった(魔改造好き)」
レイヴンクィーン「しかし、そのための資材はここにはないのです。ここからそなたらの船なら半日ほどのところにモイルという街があります」
フィネス「モイル! あのモイル?」
レイヴンクィーン「そのモイルです。かつてオルクスに従い、彼から離反しようとして永遠に呪われた街。そのモイルを監視するために、南にわらわが拘束した竜を住まわせています。資材は彼のところに置いてあるのです。そこへ行き、わらわの名で必要な物資を受け取って改造し、湖底にゆかれるとよいでしょう」

 英雄たちはレイヴンクィーンから魔法の品物を(ウイッシュリストから)受け取った。また、小さなカラスを一羽授かる。
 これは、小休憩の時に祈ると大休憩の利益を得られる魔法のカラス。

ガンダルーヴ「どうせ監視装置なんだろうなぁ……。まぁいいや」
DM「先にモイルに寄る? それとも直接ドラゴンのところに行く?」
ガンダルーヴ「時間がもったいないから、モイルはおいとこう」
メルセーデ「モイルにはどんな人がいるの?」
DM「オルクスに一度仕えたけど嫌になってやめようとして、呪われて死ねなくなった人々が、今も救いを求めて彷徨っているらしいよ」
メルセーデ「行きたいなぁ……。でも先にドラゴンに行ってしまおう」


▼遭遇1:レイヴンクィーンの青竜ゼットン
 指示された洞窟に入っていく英雄たちを待っていたのは、一頭の巨大なブルードラゴンだった。

DM「そのドラゴンの周囲には、シャドウバットの群れが飛んでいる。彼は財宝の山に寝ているんだけど、君たちを見ると首をもたげて応じる」
ガンダルーヴ「そういえば、名前って聞いてたっけ?」
DM「あぁ、言ってなかった。聞いてるよ。ドラゴンの名前はゼットン」
ラックル「ゼットン?!」

 ゼットンは、以前「影のピラミッド」を攻略していた時のラックルPLのキャラクター。
 ドラゴンボーンのソーサラーで、偉大なブルードラゴンだったがティアマトを裏切ってバハムートに仕えたことから呪われて小さなドラゴンボーンの肉体に閉じ込められたという設定だった。
 影のピラミッドを脱出するときにPCを差し替えたので行方不明だったが……。

DM「レイヴンクィーンによると、影のピラミッドにうっかり取り残されたゼットンを助けて元の力を取り戻すのに協力したらしい。その代償として、モイルの監視を引き受けたんだそうな。財宝を受け取ってね」
メルセーデ「なぁんだ、ゼットンなの。こんなところにいたなんて」
DM「しかし、ゼットンの様子は変だね。〈看破〉か〈魔法学〉してみて」
メルセーデ「え。成功したけど」
DM「ゼットンの目に意志の光は見えない。何者かに操られているようだ。魔法の影響下にある。ゼットンは首を上げると、君たちに襲いかかってくる」
フィネス「えっ! これ、あたしがトドメさしたら死んじゃうんじゃないの?」
DM「そうだねぇ」
メルセーデ「だめよ!」
ラックル「なんとか正気に戻すんだ!」
DM「ゼットンの影から、ドレッドナイトが姿を見せる。見ればゼットンの胸にはオルクスのシンボルが描かれているね。一度HPを0にして気絶させるしかなさそうだ」







 単独モンスターとして追加行動で事実上二回行動し防御値も高いゼットンもさることながら。スォームであるシャドウバットの大群に苦しめられる英雄たち。
 しかし今回はフィネス、ホロブン、ラックルという撃破役三枚。
 なんとか力で押し切る。



 ▲久しぶりのライド・ザ・ジャイアント・ダウン。

 ゼットンは気絶するが、胸のシンボルが彼を蝕む。

DM「解除するなら、〈魔法学〉〈宗教〉〈治療〉〈盗賊〉で5成功ね。失敗するごとに実行者とゼットンは回復力を1失う。4回失敗したらゼットンは死亡する」
ガンダルーヴ「ディスペルマジックは使えないかな」
DM「いいよ。〈魔法学〉に自動成功にする」
ガンダルーヴ「あと4回か」

 なんとかシンボルを解除し、ゼットンを解放することに成功した。

ゼットン「いやぁ、助かったよ。久しぶりだなぁ」
メルセーデ「ゼットン、しばらく見ないうちに、こんなに大きくなって」
ガンダルーヴ「一体何があったんだ」
ゼットン「実はな、影のピラミッドから脱出しそこねたところをレイヴンクィーンに助けられてな」
ガンダルーヴ「ホイホイついてったのか」
ゼットン「失敬な。ちゃんと悩んだわ。で、まぁいろいろあってこの本来の素晴らしいドラゴンの力を取り戻すのに協力してもらったんだ」
フィネス「よかったね」
ゼットン「……うむ。でな、お礼にというんで、ここでモイルの見張りをしているというわけだ。あそこはまだオルクスの影響下だからな。ところが3日ほどまえ、妙なグールが訪ねてきてな」
ガンダルーヴ「ドレサインだな」
ゼットン「そうなのか? で、そいつが財宝をくれるというから、まぁ話してやってたんだが、妙な術をくらって、ふらふらーっとして今に至るというわけだ」
ホロブン「財宝をもろうたのか……」
ゼットン「うん……」

 それはそれとして、ゼットンからレイヴンクィーンの持ち物のスペルジャマーシップ改造キットを受け取る。
 リストの中から、ハードポイントの数だけ好きなパーツをつけれるというもので、キャノン砲やビームバリスタのほか、[死霊]に耐性を得る魔法の帆や船外活動用のヒモなども。

ホロブン「これ、わしが改造できるの?」
DM「モラディンズ・ツールを使えるのはホロブンだけだからね。でも8時間かかるよ。あと、使わなかったパーツは船倉に積んでいっていい。8時間で付け替えれるから」
ホロブン「よしきた。まずこの死霊帆は必須で……」
ガンダルーヴ「改造はホロブンに任せるとして、ちょっと時間が空いちゃったな」
フィネス「大休憩もどっちみち移動中にとるしね」
ガンダルーヴ「ちょっとモイルを観光しようか」
メルセーデ「さんせい!」
ガンダルーヴ「よし、船は使えないから、ファントムスティードを出そう。空飛ぶ奴出るかな……出た!」
ラックル「僕はここで改造の手伝いと護衛をしますよ」
フィネス「そのほうがいいわね」


▼幕間:死者の都モイル
 モイル(古英語で“泥まみれ”の意)という名のこの都市は、デーモン・プリンスと取引を行なった者たちの末期を体現する場所である。
 モイルの住人たちは、はるか昔にこの悲惨な過ちを犯し、以来何千年もその報いを受け続けている。かつてモイルの住人たちは邪悪な秘技をもてあそんだ。自分たちの都市をより強力に、より豊かにすべく、禁断の魔術やデーモンの召喚に手を染めたのだ。やがてオルクスを信奉するカルト教団が都市の支配権を握り、生け贄を捧げたり死者にまつわるおぞましい儀式を通じて、“アンデッドを統べるデーモン・プリンス”から恩恵を授かった。
 しかしやがてモイルの人々は自らの行き過ぎた行為を倦むようになり、勇気を振り絞ってデーモン・プリンスの寺院を破壊し、オルクスに捧げられた巨像を打ち壊した。そして彼らは、そのまったき光を持って自らの魂を浄化してもらおうという望みをかけて、ペイロア神へと帰依した。
 しかしやがてモイルの市民たちは、かつて数多くの者たちが思い知ったさだめを味わうこととなる―ひとたびオルクスの恩恵を受けた者は、誰一人として彼の手を逃れることができないのだ。

DM「(次元界の書を読み上げて)だってさ」
メルセーデ「え。じゃあここの人たちはみんなペイロア信者なの?」
DM「そうみたい。あちこちにペイロアの聖印が掲げられている。でもそのどれもが、濁り、すすけて、べとべとした泥に覆われている。この街ではいくら掃除しても新しく掲げてもすぐにそうなってしまう。しかし、住民たちは救いを求めて、死んだ目で聖印を磨き、掲げ続けている」
ガンダルーヴ「オルクスに仕えたものの末路か……」
レイオット「ここの住人はアンデッドなの?」
DM「うん。故に死ぬことも出来ない。オルクスから解放され死ぬことを熱望しているが、一度オルクスに仕えて現世利益に浴した彼らを、オルクスは手放さない」

 英雄たちはモイルを見て回る。
 陰惨なこの都市は、オルクスがすべてを握った後の世界を思わせた。

メルセーデ「決めた! この人達助けよう!」
DM「どうやって」
メルセーデ「私はメルセーデ。あなたたちを救う。と宣言する」
ガンダルーヴ「いいのか。こいつらオルクスのしもべだぞ。オルクスに宣戦布告するも同然だよ」
フィネス「何をいまさら」
ガンダルーヴ「まぁ、それもそうか……」
メルセーデ「これ、オルクスの呪いなんだよね? リムーブアフリクションを使ってみる!」
DM「〈治療〉に相手のレベル分のペナルティで判定か。えーと……マイナス33だな」
メルセーデ「う……これ、死亡すると呪いは解けないの?」
DM「んー。いや、神話級デミゴッドのメルがかけてるなら、死んだら解けることにしよう。彼らは死んでも君に感謝するだろう。モイルの住人たちは半信半疑だけど、メルセーデの神威に押されておとなしく聞いている」
メルセーデ「執行した! ……死んだ!」

 モイルの住人の一人に、メルセーデは浄化の奇跡を執行する。
 神格であるオルクスのかけた呪いの反動はすさまじく住人は激しく苦しんだが、やがて輝きにつつまれ、そして死んだ。
 死んだのだ。
 それはモイルの呪われた住人たちが焦がれ待ち望んだ死であった。

メルセーデ「あなたはもう十分に苦しみました。次の生では、正しい行いをし精一杯生きることを願っています」
フィネス「ちょっと怖いな。暴動になるんじゃないかしら」
ガンダルーヴ「この街の住人すべてにリムーブアフリクションをかけて回る時間はないぞ」
DM「そうだね。モイルの住人たちは、我も我もと群がってくる。『メルセーデ様! 救いの死! どうか我らをお助けください!』」
メルセーデ「う、ううーん。彼らには、必ず戻ると約束する。それから、通りの目立つところにハロウドテンプルの儀式を使う。ここで祈るように。そして邪悪に負けない心を持ちなさい、と伝える」




DM「そうすると、住人の一人が進み出る。恐怖に怯えた顔をしながら、『ドレサインが、南の竜の巣穴に向かいました』と告げて、告げると同時にぱん、とはじけて黒いべとべとしたウジ虫のようなすがたになる」
メルセーデ「こうなるのを知ってて伝えてくれたの?」
ガンダルーヴ「先にこっち来てたらってわけか」
DM「メタ読みするんじゃありません」
メルセーデ「この人にリムーブアフリクションする時間くらいはあるよね。しよう」
DM「ホーリーアベンジャーのノレノレ老人が囁く。『死のルーンがあれば、彼らをみな救うことができる。お主に彼らを救うためにルーンを背負う覚悟があるか?』と」


▼遭遇2:影の湖の中で
 モイルでいくばくかの魔法の消耗品を購入してからゼットンのもとに戻った英雄たちは、すぐさま船に飛び乗りミルテシュタイン城跡地に向かう。
 円形の影の湖は変わらずたゆたっている。
 念のためセンディングをキザイア姫とエヴァーモストに飛ばしたところ、キザイア姫はかなりおくまで逃げているらしいが健在。しかしエヴァーモストからの応答はなく、英雄たちは急ぎ湖底へと潜るのであった。

DM「湖の中で、影をかためたような非実態クリーチャーが襲ってくる」
ホロブン「ぶっちぎろう。加速用の追加帆を目一杯積んだから」
DM「あ……ほんとだ……」

 ドレサインが残した見張りを驚くべき速力で振り切り、船はミルテシュタイン城前に到着する。

ガンダルーヴ「……どうやって入ろう……」
DM「扉には魔法のシンボルがある。これを解除すれば入れると思う。扉を開けても中に水が流れこんだりはしないよ。じゃないとドレサインも困るからね」
メルセーデ「さっき振り切った奴らに追いつかれるよ! 開けちゃって!」
DM「船外活動用のヒモって何個ある?」
ホロブン「一個しかない……帆をいっぱいつけたから」

DM「オウ……。技能チャレンジで、扉に接触して〈魔法学〉〈盗賊〉で5回の成功が必要」
フィネス「うーん……。あたしは回復力に余力があるから、ヒモをガンちゃんにつけて、あたしは生身で泳ぐわ。2ターンで始末しましょう」

 フィネスが回復力を失ったものの、アクションポイントも駆使して素早く扉を開いた英雄たちは、いよいよミルテシュタイン城に乗り込む。

ホロブン「船は人工知能に言って上空で待機しててもらおう。危険になったら逃げるようにと指示して」
DM「船は了解と言って上空に脱出する」


▼遭遇3:牙、牙、牙
 入り口に待ちかまえていたのは、一体のフレッシュゴーレムだった。
 おそらく番人なのだろう。皮を無数の歯をリベットのように打って留めて作られたおぞましい姿だ。



▲ドワーヴンフォージのアレ。休み時間の間に組み立てて板の上に置いてどけておいて、遭遇がはじまったらサっと出す。時間節約。

メルセーデ「ちょっと! ラックルんち入り口狭いんですけど! 戦車が入れない!」
ラックル「戦車乗り入れないでよ……」




 ゴーレムは問答無用で攻撃を開始し、英雄たちも応戦する。
 妙に手応えがないな、と思ったら、さっきやりすごしたシャドウが背後から襲う。







 しかしそこは英雄たち。難なくゴーレムとシャドウを叩き潰すが。

DM「ゴーレムを覆っていた皮が弾けて周囲に歯をまき散らす。そして中から、不定形の異形が姿を現す。いくつも目を持っていて……これ、多分能力的にビホルダー的なものだと思う……ジバリング・オーブだ。そいつが現れる」
レイオット「異形ならまかせとけ。俺のターンだな」
DM「あ、オーラ内でターン開始したからアイレイズ攻撃をするね。ランダムで……ファーセンディングレイだ。命中」
レイオット「彼方の領域にふっとばされた……次のターンまでゲームから除外……」
ガンダルーヴ「げぇっ」



▲まことに遺憾ながら代用ミニチュア。ウウッ!



 うわごとで毎ターンフリーアクションで幻惑をばらまき、ターン開始ごとに誰か彼かを無力化するおそるべき怪物に苦戦するも、なんとかこれを撃退する。
 落ちている歯を扉にはめると、扉が開いて奥への通路が現れた。

ガンダルーヴ「大休憩……どうする?」
レイオット「カラスで1回いつでもできるけど……デスタイタンの手前で使いたいよね」
フィネス「なんとか行けないこともない。やってみようか?」
ガンダルーヴ「よし、小休憩のみで出撃だ!」

 この判断が吉と出るか凶と出るか。

 つづく

 
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