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D&D5th 10〜レベル 「夜牙塔の心臓-2(ネタバレあり)」 #DnDj
今月も夜牙塔の心臓の続き。

3e→5eへの変更点は
・モンスターの脅威度は同じにしてモンスターを差し替え
脅威度が同じモンスターはそのまま同名のモンスターで。脅威度が違う場合は、攻撃方法などを同じにして能力値や習熟やセーヴなんかを、同じ脅威度の別のモンスターを参考に調整。
英語でよくわからないところは、そっと自分で解るように変更。どうせ誰も気付きゃしねぇよ。
・財宝はランダム財宝表を使う
DMGの表は「一山」の財宝のようなので、それを散らして1フロア1山弱程度で配分。
オカネの使い道がないので、マジックアイテムを中心に。
・罠のDCは罠の脅威度に合わせてその脅威度のモンスターのところを見る
でもダメージはそのまま。
・技能判定は、目標値が10-25になるように調整
もとの目標値が25-30くらいなら20-25くらいで、それ以下ならだいたい15で、露骨に簡単なら10で調整

なんかいけそうなのでこのままいくわ。

  











●キャラクター
 マウザー
 プレイヤーはSIMさん。
 人間のモンクで、浮浪児だったが、モンクの教団に拾われる。
 しかしそこに馴染めず飛び出してしまった。

 ハメル(欠席)
 プレイヤーはwakaiさん
 ハイエルフのウィザード(占術)で、貴族の三男坊。
 ノブレス・オブ・リージュの持ち主で、相手のことを構わずよかれと思ったことをする。

 ケケ(欠席)
 プレイヤーはairoさん。
 ハーフリングのバードで、芸人。
 しでかし屋で、やめろというと必ずする。すべらない話がうまい。

 セシリア
 プレイヤーはAMAさん。
 ハーフエルフのファイター(エルドリッチナイト)で、隠者。
 知識欲の塊で、今はお伽話と思われているアシャーダロンの実在を信じて研究している。

 クロード
 プレイヤーはomoteさん。
 人間のファイター(バトルマスター)で、異邦人
 森の部族の出身で、傭兵としてあちこち転々としている。がめつい。

 フレイヤ
 プレイヤーはPerlofpowerさん。たまたま札幌の用事があったそうなので。
 人間のクレリック/戦の殴りアコ。
 自分にも他人にも厳しい、褐色ポニーテールガール。

●夜牙塔3階
 2階で一寝入りして、目が覚めるとハメルとケケがいなくなっている。当たりにはなんだかべとべとした痕跡が残されていた。
 しかし代わりに、1階で助けた女の子がプレートアーマーを着込んで援護に戻ってきてくれた。

マウザー「どういうこと……」
フレイヤ「戦のクレリックだよ」
クロード「助けなくても自力で逃げれたんじゃ……」

 秘術使い不在に戦々恐々としながらも、一行は先に進む。

セシリア「まぁ、まずはこっちに行ってみようか」
DM「東の扉を開けるね? 部屋はかなり広くて」
セシリア「案の定ダンジョンが大雑把になってきたな」
クロード「このへんでデザイナーが力尽きたんだよ。きっと」
DM(確かに三階は妙におおざっぱだな……)
マウザー「で?」
DM「中には墓石の作りかけとかそういうものが散乱していて、中には二体の…白くて四本腕の巨大なゴリラがいる。彼らは『アッ!』みたいな驚いた表情を…ゴリラの表情ってPCわかるんかな…まぁいいや、びっくりして振り返った」



セシリア「ギラロンだ! ど、どうする?」
マウザー「戦う?」
クロード「でも反対側見てないからなぁ。挟み撃ちになるの怖くない?」
DM「5秒以内に決めてね。ちっちっちっ……」
セシリア「ドアを閉める!」
マウザー「聞き耳を立てて様子を伺う」
DM「中でウホウホ言う声は聞こえるけど、こっちに走ってきたりする様子はないね」
フレイヤ「お互いにびっくりしたかな。先に反対側の西の方行こうか」

 東側の扉を開けると、こちらは割りと狭い部屋で、中には

DM「さっきのゴリラが6体いる」
セシリア「入りきらなくね?!」
DM「これ、3.0eのシナリオで、そのころには大型クリーチャーでも直立してるやつは1マスしか占めなかったんだよ」
マウザー「これ、入りきらなくて無理やり入り込むんじゃない?」
DM「いや、このダンジョンのギラロンはすらっとしているので1マスに収まるものとする(ミニチュアを適当に差し替える)」
マウザー「サギだー」



 こちらのギラロンは牙を向いて襲い掛かってくる。

DM「ギラロンのうち一匹は、なんか悪そうな口輪をつけている。手下のギラロンは毛並みがいまいちだね」
フレイヤ「なんかコキ使われてるのかな」
セシリア「なんとかここで食い止めないと」
マウザー「でも背後も怖いよ!」

 ギラロンはその長い腕で間合いつき4回パンチを繰り出して、さらに二回命中するとかきむしりで追加ダメージというモンスター。
 なんとか狭い場所を使って囲まれないように、必死の防戦を繰り広げる。
 幸い背後から襲われることはなく、何度か気絶しながらも押し返しはじめる。

セシリア「ブレードウォード使ってからボーナスアクションで殴る!」
マウザー「気を使って次のターンまで攻撃に不利を与える!」
DM「固いなこいつら!」
クロード「そこにクロスボウぶちこむよ!」

 ついに口輪のギラロンだけになった敵は、次の部屋に撤退を始める。
 追うかどうか迷うが……。

セシリア「追っちゃおう。スピリチュアルウェポンが動いてるうちに押し込みたい」
DM「ほう。なら中には、見事な細工の付いた兜をかぶったミイラがいて、ギラロンに『この役立たずが!』みたいな目を向けてからキミたちに向き直る。『今度こそ貴様らの最後だ』」
マウザー「あのミイラのモンクか!」

 上の階で戦い、ヘルム・オヴ・テレポーテーションの効果を使って逃亡したミイラのエイケットがここで傷を癒していたのだった!
 なしくずしに過酷な戦いに投入される一行。
 しかも水たまりの中にはモーグが隠れており、わずかなリソースで戦うはめに。



クロード「やった! 絶望に抵抗した! 前は麻痺して何もできなかったからなぁ」
DM「ちぃ!」

 エイケットは強力な連打攻撃で一行を追い詰めるが多勢に無勢。

DM(逃げたいけど…もうちょっとでマウザー沈むしな…粘るか…)
クロード「オラッ! クロスボウの連射だ! その兜もらった!」
DM「しまった! 倒れた!」
一同「やったー!」

 ミイラのエイケットを倒した一行はレベルアップし、休息もとって意気揚々とさらに下に降りる。
 ちなみに、最初のギラロン2体は、仕事をサボっていたので、おおっぴらには登場しなかった。

クロード「三階、部屋少なかったね……」
DM「うん……」

●夜牙塔4階
 4階の構造はぐるっと回り込む感じのほぼ一本道。
 あちこちにギラロンがおり、彼らはみなグループごとに一体の口輪のついたギラロンによって率いられていた。

セシリア「レベルアップして攻撃回数が増えたらいきなりラクになったわねー」

 順調にギラロンを排除し奥に進む一行。そこに……。

DM「その扉のあたりから声をかけられるよ。『おい! そこのあんた! あんただあんた!』」
マウザー「え?」
セシリア「何語?」
DM「えーっと、奈落語…じゃない、ドラゴン語だ。それで通じが悪いと思うと、声は共通語に切り替える。『助けてくれ! ここに閉じ込められているんだ!』」
フレイヤ「なにそれー」
DM「そこの扉にはなんかバラのレリーフが彫ってある。鍵がかかっているね。で、小さな小窓があるよ」
マウザー「覗いてみよう」
DM「中には、デーモンのグラブレズウが窮屈そうに入っている」
フレイヤ「悪魔じゃない!」
悪魔「助けてくれよー。ここから出してくれよー」
DM「とか大声でわめいてるとだね、向こうの扉がガチャリと音を立てた」
悪魔「あ! ミスタースティッチが来るぞ!」
フレイヤ「あんたが大騒ぎするからでしょうが!」
悪魔「メンゴメンゴ!」

 悪魔の大騒ぎを聞きつけて、奥の部屋からやってくるミスター・スティッチとは、ギラロンの肉体を合成して作られたフレッシュゴーレムだった。
 ダメージを受けると凶暴化し、さらに部下のフレッシュゴーレムを呼び寄せる強敵だったが……。

セシリア「長期戦はヤバいわよね。ここは一気にいくわよ!」
クロード「クロスボウをくらえー」
マウザー「目だ! 耳だ! 鼻だ!」

 1ラウンド持たなかった。なにこれ11レベルになった途端火力上がりすぎじゃね?!

悪魔「いやぁ…ミスタースティッチは強敵でしたね」
フレイヤ「そうかな……」

 この悪魔。名前をルーナッドと名乗り、一行に開放を懇願する。
 なんでもかつてガルシアスによって召喚され、拘束されているらしい。

ルーナッド「あのファッキンガルシアスの野郎を殺すなら、俺の知ってることを全部教えるよ。ただし、ここから出してくれたらだけどな!」
セシリア「知ってることって……何を知ってるの?」
ルーナッド「この夜牙塔の成り立ちとか、かつてどういう連中がいたかとか」
セシリア「ウッ! 知りたい!!」
フレイヤ「よしなさいよ。悪魔よこいつ。〈看破〉でこいつが本当のこと言ってるのか知りたいけど」
DM「ガルシアスへの怒りは本物だ。出して欲しいのも本当。君たちに敵対するつもりも今のところはない。でもまぁ、デーモンだしな」
セシリア「でも知りたい! アシャーダロンについても聞ける?」
ルーナッド「教える教える」
セシリア「ウウーッ! インスピレーションが私を縛る!」
マウザー「仕方ない、開けるか……。カギは魔法のカギ?」
DM「いや。普通の錠前だね。でも開けると罠が発動して、電撃がほとばしった」
マウザー「ギャアー!」
ルーナッド「メンゴメンゴ!」

 悪魔のルーナッドによると、この夜牙塔は、かつてアシャーダロンという強力な赤竜を崇める教団のアジトだったらしい。
 しかし、アシャーダロンが「ディード」という女ドルイドに倒されてから、教団員は心の拠り所を失っておかしくなってしまった。
 アシャーダロンの肉体に何があったかは解らないが、彼女の心臓は採取され、この塔の中枢部に保存されている。それは教団の聖遺物となっていて、強力なパワーを備えているという。
 教団は、アシャーダロンの死後、その「死の導き」に従ってヤガ・ソレナリニタカイ・タワーにおいて謎のハラキリ儀式を行った。その結果、アシャーダロンの心臓は再び鼓動を始めている。おそらく、その儀式において心臓に負のエネルギーが注入され、活性化したものと思われる。
 ガルシアスは教団のリーダーとして心臓に親しく触れ、そのパワーを引き出している。そのため、さまざまな能力を行使できる。

セシリア「そんなものがこの塔にあるの! ドラ研の連中め! やはり私は正しかったのだわ!」
フレイヤ「そんな邪悪なものは放っておけませんね!」
DM「インスピ回収乙」

 ガルシアスはアシャーダロンを復活させようとしているが、おそらくガルシアスの目指す「復活」は、アンデッドの彼が考えるもので、アシャーダロンが望むものではないだろう(と、ルーナッドは笑った)。
 塔の中枢部には、普通の方法では出入りできない。わずかな隙間からガス化して移動するか、仕掛けを動かすしかない。瞬間移動などのアストラル空間を利用する侵入は防がれている。

フレイヤ「私、ガシアスフォームのポーション4本持ってるよ」
DM「えー……」

 仕掛けとは、ドラゴンの形の鍵を使うもので、それは4つに分解され、塔の地下にあるダンジョンにバラバラに安置されている。
 4つの鍵のかけらを探し出し、合体させ、中枢に行くことで、仕掛けを動かしてアシャーダロンの心臓に至ることができる。

ルーナッド「俺の知ってることはこのくらいだ。役に立ったかな?」
セシリア「とても役に立ったわ」
ルーナッド「お前たちはガルシアスの野郎を殴りに行くんだよな? なら俺も一緒に行ってやってもいいぜ!」
フレイヤ「えー……」
マウザー「信用できるのかな……」
フレイヤ「〈看破〉……お。出目20!」
DM「まったく信用できない。ガルシアスを殺そうとも思ってるけど、君たちに共感してるわけでも君たちの命を尊重するわけでもない」
クロード「ノーサンキュー」
フレイヤ「見逃してあげるから去りなさい!」
ルーナッド「つれねぇなぁ。まぁいいさ」
DM「と、言って、ルーナッドはどこかに去っていく」

 ルーナッドを見送った(と信じた)一行は、起動しなかったフレッシュゴーレムを横目に、さらに下に降りる。
 いよいよ塔の最深部だ。

●夜牙塔5階
 5階は、あちこちに灰が散乱しており、無数の壺に埋め尽くされている。
 ゾンビやギラロンと出会うが、どれもこのエリアを掃除する仕事についているようだ。
 レベルアップした一行は、順調にモンスターを排除しながら奥に進む。

DM「そこの扉はほんのり暖かい。中からはごうごうと燃える音が聞こえる」
マウザー「なんだろう。開けてみる」
DM「中にはでかい篝火が燃えている。周囲には灰がいっぱいで、骨とかが転がっている。ここに死体を投げ込んで燃やしているみたいだね。篝火の向こう側に扉が見える」

 篝火は実はエルダー・ファイヤーエレメンタルだった。
 気付かず通り過ぎたら不意打ちする作戦だったが、もちろん見破られて一斉攻撃を受ける。
 結構な強敵だったが、大きな消耗もなくこれを撃退し、いくばくかの財宝を得て扉を抜ける。

DM「構造的には、塔の東西にそれぞれ縦穴があってはしごで地下に降りるようになってるね」
セシリア「これがさっきルーナッドの言ってた地下ね」
マウザー「大休憩してから行こうよ」

 一行は大休憩を取り、西側の縦穴から地下に降りることにする。
 しかしその一行をひそかに見ているものがいるとは、誰も気づいていなかった……。

●夜牙塔地下・西エリア→北西エリア
 いよいよ地下中枢部分に入り込む一行。

セシリア「まずはこの南側の扉をチェックしようか」
DM「中からウホウホいう声が聞こえる」
マウザー「だめだ! 後回し!!」

 一行は北に進み、北東エリアを探索する。
 細い通路を通るが、通路のあちこちに死体が転がっている。

フレイヤ「やだなー。これ絶対動くよね」

 奥には立派な扉があり、その前には石像が佇んでいた。
 石像は墓石で出来ており、あちこちに死者の名前が見受けられる。

セシリア「これ絶対動くよね…どっちみち近づかなきゃ扉は抜けられないよね」
DM「ホイ来た。石像が動き出し、襲い掛かってくる」
セシリア「やっぱり!」
DM「同時に、通路の死体がいくつか立ち上がり、長い舌をピロピロさせて襲い掛かってくる。モーグだね」
フレイヤ「やっぱりー!!」



 細い通路の後ろから複数のモーグが迫ってくる。
 行く手にはゴーレム。しかもこのトゥームストーンゴーレムは、パンチで命中した相手をセーヴ失敗一発で殺す能力持ちである。
 背後のモーグをマウザーが必死に押さえ、ストーンゴーレムはセシリアが防御呪文ブレードウォードでなんとかしのいでいる間にクロードとフレイヤが攻撃するという作戦で戦う。

マウザー「そっちなんとか手あかないの?! 無理だよ!」
セシリア「ブレードウォードなかったら何回か死んでるわよー!」
クロード「モーグ優先するね。クロスボウ連射!」

 なんとかモーグが落ち着いたものの、そのころはすっかりマウザーの気はからっぽ。

マウザー「だめだー! モバイル特技で一発パンチして後ろに逃げるわー」
DM「拳王のフィギュアを使ってそのムーブ!」

 しかしゴーレムは大きすぎてセシリアの壁を越えられない。

DM「うーん…無理やり入り込むのルールどうだっけ」
マウザー「なんか無理やり入り込んでる間優位を与えるらしいよ」
DM「あ、入り込んでるだけか。なら小さくなって脇通ってセシリアの後ろに入り込もう。離れなければ機会攻撃受けないしな……やっぱ機会攻撃のルール、前のほうがいいよ!」
クロード「うげ、こっち間合いに入るじゃん!」
DM「グフフ。クロードにパンチ! 命中! さぁ耐久セーヴをするのだ」
クロード「失敗……」
DM「クロードの体から魂がぬけたようになり、その場に崩れ落ちる。トゥームストーンゴーレムの体にクロードここに眠るの文字が浮かび上がった」
セシリア「そういう仕掛けかよ! 一発ネタじゃないか!」
クロード「死んだー!」
フレイヤ「待って! まだリヴィヴィファイがある! この一分以内にかければよくなったリヴィヴィファイがあるから大丈夫! これをかければ息を吹き返すの!」
マウザー「さすがクレリック!」

 ヤバいと感じた英雄たちの全力攻撃で、見事ゴーレムを破壊する。
 ぼろぼろになった一行は、一旦ここで休息することに。

●夜牙塔地下・北西エリア・ガルシアス急襲
 しかし、一行は気づいていなかった。巧妙に隠された奇妙なシンボルに。
 そして休息中、ついに悪の根源が牙を向く。

DM(そろそろ攻撃をかけるか。このままだと攻略されてしまう。こいつとしてはそれは避けたいしな。油断してるなら……)
DM「さて、そこで休憩してるとだね、突然空中から湧き出すようにヴァンパイアスポーンと、一体のワイトが現れる」
マウザー「は?!」
DM「そして攻撃をしてくるわけだ」
セシリア「ア、アラート!!」
DM「セシリアのみ行動していい。イニシアチブ振るよー」
フレイヤ「あれ。スポーンとワイトと、あと何? 4回ロールしたよね」
DM「さぁねー。ワイトは…不意を打てているクロードに攻撃するよ。セシリアは機会攻撃してもいい」
セシリア「当たったけど……」
DM「いってぇ! でもがんばる。ワイト…レッドボーンって名前のガルシアスの懐刀だよ。レッドボーンはアサシンの暗殺能力を使ってクロードに…当たり! 毒で毒状態と1ターン麻痺もつけちゃう!」
クロード「げぇー!」

 しかしさすが歴戦の冒険者。反撃を繰り出し、1ターンでレッドボーンのHPの大半を削り取る。

DM「(やばいな。ここでレッドボーンを失うわけにはいかない。アクション使うけど仕方ない)なんか声が聞こえて、レッドボーンが消えた。部屋の隅にシンボルがあってね、そこに吸い込まれるような感じで消えた。『がルシアス様、わたしはまだ!』みたいなことを言ってる」
マウザー「ガルシアスが来てる?! んー……。ここをぐるっと歩いてみよう」
DM「げしょ。ここのマスに何かいた」
セシリア「透明化してる! シー・インヴィジビリティを使うよ!」
DM「それはカウンター・スペルする」
セシリア「!」

 この辺り、昔風の呪文使いって感じ。

DM「あいつが危ない。まずはセシリアだ。負傷も残ってるし。ディスインテグレイト。空中から光線が放たれてセシリアに命中する」
セシリア「分解! 5thのディスインテグレイトってどんなのだろう」
DM「セーヴに失敗すると10D6+40のダメージが入って、これでHP0以下になると分解される」
セシリア「うー! セーヴ、15!」
DM「ガルシアスの魔法は15でかわせない! 70チョイかな」
セシリア「分解されたー!」
DM「じゃあ、ぱっと輝きを残してセシリアは塵になった。この呪文じゃ魔法のアイテムを砕けないらしいから、どさどさっとマジックアイテムが落ちる」
フレイヤ「リヴィヴィファイじゃだめなの?!」
DM「だめだねー。ウィッシュなどが必要らしい(あ、やばい、やっちゃったかな……)」
セシリア「仕方ない。でもディスインテグレイトはほぼ奥の手のはず。むしろセシリアがガルシアスの奥の手を使わせたんだから」
DM(ポジティブなプレイヤーは助かるわぁ)
クロード「くそっ。でも場所はわかったぞ。撃ちまくってやる!」
DM「いかん。レジェンダリーアクション(ボスモンスター用の追加行動的なサムシングらしい)で仕掛けを起動して逃亡しよう。『去れ。愚かな生者どもよ。さもなくばこれより先、安心して眠れると思うな』」

 一行は後に残されたヴァンパイアスポーンを倒したが、セシリアは戻ってこない。

●幕間・リカバリー
 まぁ、こういうこともある。

フレイヤ「街に戻ればなんとかなる?」
DM「ウイッシュで復活できるんだけど、この小さな街にウイッシュ使える魔法使いがいるとは思えないなぁ」
クロード「ウイッシュっていくらだっけ」
DM「たしかどこかに書いてあった…けど……」
マウザー「もっと大きな街まで行ってたら、ガルシアスが悪さしちゃうよね」
DM「うーん……。よし、こうしよう!」

 街に一度戻った一行は、故買屋から肩を落とした貴族が出てくるのを見つけた。
 予感がして入ってみると、ちょうど故買屋が巻き上げたと思しき指輪を弄んでいた。
 その指輪にはもともと3つの宝石がはまっていたらしいが、今はひとつだけしか輝いていない。
 これこそ伝説のアイテム。リング・オヴ・スリーウイッシィズだ!

DM「というわけで、盛大にふっかけられてこの、残り回数1回の指輪を買い取ったのだった」
フレイヤ「現金持ってても仕方ないからいくらでも出すよ!」
セシリア「じゃあすっぽんぽんで蘇って一言『あたしの資料は?!』」
DM「魔法のアイテムじゃないからみんな塵になったよ」
セシリア「ああああああ!!! と大騒ぎしてインスピレーションをもらうw」

 しかしこうしている間にも、ガルシアスは陰謀を進めている。
 それを止められるのは、この小さな街では、一行しかいないのだ!
 蘇ったセシリアとともに、再度夜牙塔に挑む。

●夜牙塔地下・北西エリア
 戻ってきた一行は、先ほどの場所まで戻ってくる。
 特に障害がなかったのが逆に一行の不安を煽ったが、もはやぐずぐずしている暇はない。
 先にはいくつもの部屋が続き、そこで罠に守られたいくばくかの財宝を手に入れる。
 その奥で……。

マウザー「まず扉を調べ……」
DM「おおっと、敏捷セーヴ! 扉の前に落とし穴があったよ」
マウザー「落ちた! どのくらい?」
DM「スパイクついた落とし穴が100フィート」
マウザー「げー。でもモンクだから落下距離減らせるし、壁登りで戻ってくるよ」
DM「ち」
セシリア「ここはなんか重要そうね」
DM「うむ。部屋の中にはドラゴンの彫像があって、口の中にきらりと光るものがみえる」
マウザー「もう取りに行くのやだよ」
セシリア「じゃあ私がいくわ」
クロード「部屋から離れて遠巻きにみてる」
フレイヤ「ウン」
セシリア「薄情者。あ。口に松明かなにかをかまして閉まらないようにしてみる」
DM「はいよ。喉の奥に金色の金属が埋まっているのが見える。多分これが鍵の一部だろう。ひっこぬくかね?」
セシリア「もちろん」
DM「すると……」
セシリア「口が閉まって腕に刺さる?」
DM「いや、床から電流が流れた」
セシリア「ギャアー! でも鍵もとれたでしょ?」
DM「残念ながらガッチリくっついてる。筋力判定に成功しないともぎ取れない。そして鍵に触れるたびに電流だ!」
セシリア「ひどい! おりゃあ! 成功!」
DM「くそう! セシリアは髪の毛がチリチリになりながらも金色の鍵の破片をむしりとった」
フレイヤ「これ、あと3個集めるの……?」

●夜牙塔地下・中央エリア
 北西エリアから通路を先に進むと、中央部に到達する。
 ここがおそらく中枢部につながると思われるエリアだが……。

DM「変わった形のスリットがあるね。ここに鍵を差し込むんだろう」
フレイヤ「わたし、ガシアスフォームのポーションあるよ。使う?」
DM(ヤメロヤメロー)
セシリア「さっきのガルシアスが対策してないとは思えないし、いざというときに全力出せる生身で入りたいなぁ」
マウザー「せっかくのダンジョンだし、もうちょっと回ろう」
DM(ほっ)

●夜牙塔地下・北東エリア
 中央エリアへの廊下から隣の北東エリアに入れたので、そちらを探索することにする一行。

マウザー「聞き耳を立ててみるよ」
DM「遠くからカサカサという衣擦れのような音と、無数の唸り声みたいなものが聞こえる」
マウザー「無数?! 罠はある?」
DM「ないよ」
セシリア「そっと開けてみよう」
DM「扉の向こうは岩棚みたいなかんじになってて、すぐに崖になっている。それより先には広い空洞になってて、下は深さ100フィートくらい。暗視も届かないから、下からはがさがさという何百もの羊皮紙をすり合わせるような音とうめき声のようなものが聞こえる(と、地図を描く)」



フレイヤ「ナニココ」
クロード「明かりをつけた松明を落としてみようか」
DM「なら底に無数のゾンビやスケルトンがうごめいているのが一瞬見えた。光は彼らに踏まれてすぐに消えてしまう」
フレイヤ「ヒィ」
DM「暗視ってどのくらいだっけ? 60フィートか。なら中央あたりの島が見えるな。島にはさっきのと同じようなドラゴンの彫像が見える」
クロード「あ、あそこかー……」

 どうやってゾンビで満たされた深さ100フィートの淵を越えて島に行くかを考える一行。

クロード「仕方ない。同調しなおして、さっきのヘルムオブテレポーテーションを使ったらどうかな」
セシリア「そうするか……。私は向こうまで見えるし、ちょっと行ってくるね」

 しかし、実は島のさらに向こう側には、ネックレスオブファイアボールを持った複数のモーグが。そして天井近くにはおそるべきスペクターが複数潜んでいるのだ。

セシリア「あ、プロテクションフロムイーヴィルを使う。それからテレポートしよう」
DM「そ、そう(スペクターは近づきにくくなったな…。でもモーグがいる。もしカギを抜くのに一回失敗したら気づいて動き出すことにしよう)。引き抜くならもう一回電撃と筋力判定ね」
セシリア「電撃はくらった! いたいー…。筋力判定は…20!」
DM「げ」
セシリア「よし、さっとテレポートで戻る!」
フレイヤ「やった! うまくいったね!」
DM「くっそー! キミたちはこの恐るべきエリアをクリアしたことで経験点を得る……」

●夜牙塔地下・南西エリア
 2つの鍵を手に入れた一行は、残る鍵を探してさっきウホウホいう声の聞こえた南西のエリアに進む。

マウザー「この先、ギラロンだよねぇ……」
セシリア「まぁ、開けてみようか……」
DM「えー。中にはギラロンが6体いる」
セシリア「そんなに!」
DM「彼らは君たちを見て驚いて警戒の唸りをあげている。気付くんだけど、彼らの中には塔で見たギラロンとちがって口輪をしている奴がいない。あと毛並みがいいね」
クロード「??」
セシリア「ちょっとドアを閉じよう。どう思う?」
フレイヤ「なんか様子が上と違うよね。さっきアニマルフレンドシップのポーション拾ったから、これで友好的に接してみる?」
マウザー「賛成。6体と戦うのはちょっと……戦わず済むなら済ませたいし」

 フレイヤがアニマルフレンドシップのポーションを飲み、〈動物使い〉(誰も技能を持ってなかったので判断力で)で交流してみることに。

フレイヤ「ほら、こわくないこわくない」
DM「ニセナウシカ! 判定は成功だね。ギラロンたちは道を譲る。彼らはなにか十分に食べてる様子で、襲い掛かってくる様子はない」
セシリア「そっと先に進もう」
DM「えー。次の部屋には、9体のギラロンが……」
マウザー「なんだここ?!」

 ここはギラロンの居住地だったらしく、ギラロンの女子供などもいた。
 一回でも失敗すると全部に襲い掛かられそうで、インスピレーションや援護を駆使して必死にやりすごす。

クロード「怖い! ここ怖いよ!」
フレイヤ「次の部屋は?」
DM「そこにはギラロンが二体いるね。一体は美しい毛並みで、奥の石の玉座に座っている。すでに報告を受けている彼女は、君たちを値踏みするように見つめている。その目には明らかな知性があった」
セシリア「賢いの?!」
DM「彼女はくぐもった声で共通語でしゃべる『オマエタチ、ナニモノダ』」
マウザー「シャベッタァァァァ!」

 彼女の名は”聡明なる”スイフ。ギラロン集団の中に突然生まれた、高い知性を持つギラロンで、群れのリーダーである。

セシリア「知力は?」
DM「8だよ」
フレイヤ「わたしとおなじ!!」
クロード「サル並み」
フレイヤ「キー!!」
聡明なるスィフ「ワレラ、ムカシカラ、ココ、スンデル。デモ、がるしあす、キタ」

 聡明なるスィフが言うには、彼らはもともとここに住んでいたらしい。
 ここの奥はアンダーダーク(地下世界)につながっており、ギラロンたちはそこで狩りをしたりして過ごしている。
 しかし帰還したガルシアスによって、彼らは仲間を奴隷として奪われ、地下深くに追いやられてしまった。
 かれらは、アンダーダークに他の安全な場所を見つけるまでここで耐えなければならない。

DM「スィフはガルシアスにたいへん怒っているようだ」
フレイヤ「じゃあ、わたしたちはこれからガルシアスを倒しに行くと伝えてみよう」
聡明なるスィフ「ホントウカ」
フレイヤ「約束します」
DM「スィフはしばらく考え込んだ後、後ろのガラクタ置き場みたいなところから金属片を持ってくる。『コレガ、ドラゴンノ、かぎダ』」
セシリア「おお!!」
聡明なるスィフ「がるしあす、許セナイ。戦ウナラ、一族モ戦ウ。うちノ宿六ヲ連レテ行ケ」
フレイヤ「エッ」
DM「スィフに従っていた大柄な雄のギラロンが、スィフに何か言われて進み出る。どうやら一緒についてきてくれるらしい」
クロード「それは……」
マウザー「面白そう! 連れて行こうよ」
DM「スィフは君たちにガルシアスを倒し、この塔をギラロンの手に戻してくれるよう託す」
フレイヤ「ギラロンはまぁ、邪悪ないきものじゃないし……いいよね」
DM「このギラロンたちと平和裏に交渉した君たちは、ギラロンを倒したのと同じだけの経験点を得る……マジで?! 30体以上いたんだけど!!」
一同「ヤッター!! レベルアップだー!!」

 一行はギラロンの「ボス」を連れて、いよいよガルシアス討伐へと向かうのだった。

……つづく
 
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コメント
フレイヤ「しかし…後にも先にもD&Dのドルイドがアシャーダロンなんていう赤竜を倒せる気がしないわ」
| フレイヤ | 2015/02/26 12:49 AM |
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