ピザは最高の食べ物

<< D&D4th 神話級26レベル 「旅のルーンを解放せよ!」 #DnDj | main | D&D第五版シナリオ「いったいどうなる大冒険#1」 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
D&D4th 神話級27レベル 「死の神の死」 #DnDj
 このエントリにはネタバレとかは(ちょっとしか)含まれません。
 ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
 あと、記憶で書いてるので割と適当です。
 セリフとか。



 「旅のルーン」の解放により、ポータルの利用が再び可能になった世界。
 しかし、それにより困った自体も……。

 
このキャンペーンはプレイヤーキャラクターに合わせたものであり、D&Dの標準的世界観と異なる場合があります。
ご了承ください。










































”地獄の公子” ガンダルーヴ
ティーフリングのウィザード/バトルメイジ/プリンス・オヴ・ヘル。プレイヤーはノブくん
昭和に生きるティーフリングのウィザードで、メルセーデの幼馴染。自称アスモデウスの末裔。
知識と学問に優れるが、それを他人に因縁をつけて合法的に脅迫するために使う金と銀とかに出てきそうなインテリヤクザ。でも最後の手段は「一発殴らせてからボコボコにする」。それどうなの。
祖であるアスモデウスに認められ、バートルに領地と城を得るが、本人はいずれ神にあがりアスモデウスに挑戦する野望を隠し持っている。
エリア攻撃による状態変化を得意とする、戦場制御型ウィザード。

”希望の半神” メルセーデ・B・ラウラ
ヒューマンのクレリック/ミラクルワーカー/デミゴッド。プレイヤーはぱーるさん
ネルカレンに住むペイロアのクレリック。ガンダルーヴの幼馴染。あざとい幼馴染白衣の天使キャラ。
ミドルネームのBが何の略かは決して教えてくれない。口癖は「ヨシ」。
爆発力のある回復パワーを揃えパーティを支える、正統派クレリック。
ペイロアの元を出奔し、死のルーン(領域)を得た希望の死神。原初契約なんのその。地獄に落ちた救われない衆生を救うため地獄を旅する善の神。
でもトイレが近い。

”破滅” ホロブン
ドワーフのレンジャー/ジャイアントスレイヤー/ハービンジャー・オヴ・ドゥーム。プレイヤーはどげおさん

ドワーフにしては珍しい、頑固でもなく気難しくもない、ぼんやりした性格で、その原因はしばらく記憶喪失のせいだと考えられていたが、最近「魂が常人の半分も無い」ことが判明した。
メンツやプライドにこだわらず争いごとを好まない性格だが、しかしながら決してケンカが不得意というわけでもないので、表情を変えないままにいきなり猛ラッシュを仕掛けるといういささかちぐはぐな性格をしている。
その運命は「破滅そのもの」。近いものすべてを破滅させてきたのは、彼がハービンジャー・オヴ・ドゥームの運命にあったからだった。
メカヌスにて、スペルジャマーシップを得る。モラディンズ・ツールを使えるホロブンしか操作や修理が行えないため、H.O.P.E.と名付けられたこの船はホロブンが所有している。

”星霜のつるぎ” ヒドゥンエッジ
エラドリンのソードメイジ/ワンダリングソードメイジ/セイジ・オヴ・エイジス。プレイヤーは盗り夫
エッジ一族の伝説の剣で、過去にドラウによって奪われ隠されたという”星詠み丸”を探していたが、探し求めていた剣は過去であり未来の自分自身だった。
自信過剰で高慢ちき。秘術の心得のないものをあからさまにバカにしている鼻もちならないエラドリン代表。
瞬間移動と強制移動による挟撃を得意とする制御寄りの術剣士。得意技はトランスポージングランジによる後の先の守り。
その正体は、世界線を旅する魔剣”星詠み丸”そのもの。世界にたゆたう情報の化身にしてすべてを識るもの。

”真の死の運び手” フィネス
女ドラウのローグ/シャドウアサシン/パーフェクトアサシン。プレイヤーはAMAさん。
ドラウの女司祭である母親に生贄にされそうになり逃亡したアンダーダークからの逃亡者だが、逃亡途中に運悪くエッジに見つかり、星読み丸についての情報を聞き出すために一緒に旅をすることになってしまう。
アンダーダークの陰惨な環境で育ち、地上の習慣に慣れていないため喧嘩っ早くたまにトラブルを巻き起こしてしまう。
機先を制するイニシアチブと敵の間をすり抜ける技を得意とし、挟撃や隠れ身によって背後からダガーを突き立てる急所攻撃に長けたローグ。
神をも殺すパーフェクトアサシンの能力を奪いとった真の死の運び手。

”首なし騎士” ラックル
レヴナントのファイター/ウェポンマスター/。プレイヤーはwakaiさん。
レイヴンクィーンに仕える忠実な騎士だったが、オルクスとの戦いで神気と頭を失い、ただのファイターに。
神話の運命は「デッドリィ・トリックスター」。

”影の門の守護者” レイオット
ヒューマンのバトルマインド//トパーズクルセイダー。プレイヤーはomoteさん。
ネルカレン領主カレル家に仕える騎士団きっての使い手で、将来を嘱望されるネルカレンの麒麟児。
姫君エミリアの婚約者で、領主トールマス亡き後のネルカレン軍を率いてシルヴァークロークスの舞台裏で巨人族と戦っていた。
その後アルトラルの彼方「影の門」にてトパーズクルセイダーとしての修行を積んだ。
GM交替制導入により主人公の一人として再投入。


▼幕間:レイヴンクィーンの騎士
 これは26レベルセッションのちょっと前のファミレスの話。

ラックル「25レベルの時に、ミルテシュタイン城の話終わっちゃったじゃないですか」
DM「そうね」
ラックル「ラックルのすべきことがなくなっちゃったから、ちょっとキャラを変えようかなと思うんですわ。できれば[武勇]の普通のファイターとか」
メルセーデ「えー。あんまりキャラ変えるの好きじゃないなぁ」
DM「今から登場するとなると……オルクスに倒されて頭と力を奪われたハイローニアスとか」
ラックル「それは面白そうですね」
メルセーデ「えー。一回できた人間関係捨てるの、もったいないよ。新キャラでまた構築するの大変だよ」
DM「んー……じゃあこうしよう。ミルテシュタイン城の騒動で、ラックルはレイヴンクィーンに命じられていた死のルーンの確保に失敗して、それをメルセーデに奪われたわけだ」
ラックル「そ、そうですね」
DM「そこで、ラックルは責任を感じて、単身奈落へと向かう」
ラックル「レイヴンクィーンに、この失態は償わせていただきます、とか言い残して」
DM「しかし、ラックルはオルクスに倒されてしまい、頭を奪われてオルクスのワンドにされてしまう」
ラックル「ヒエー。それラックルの頭だったんですか」
DM「頭を失ったラックルは言葉と、レイヴンクィーンの[信仰]パワーを失ってしまい、奈落を彷徨うんだ」
ラックル「そこで[武勇]キャラになるわけですね。そうなると、種族はレブナントにするのもいいな」
DM「で、ラックルの頭はオルクスの手元にあるから、時々不意にオルクスの現在の様子とか、ワンドの見ている光景がラックルにつながったりする。これはこれからオルクスと戦う上で強力な武器になるはずだ」
ラックル「でもそれをうまく伝えるすべを持たない」
DM「しかし、レイヴンクィーンの神気を失って単なる[武勇]キャラになったラックルは、奈落から帰還できない。そこを、オルクスへの攻撃の糸口を探って奈落を探索していたフィネスとヒドゥンエッジに発見され」
フィネス「なんか首のないやつがいるわ。殺しましょう」
ラックル(必死でやめてっていうジェスチャー)
DM「再び一行に加わるのであった。というのはどうかな」
メルセーデ「うーん……」
ラックル「それなら、首を取り戻すっていう目的ができるから、それやってる間に今後の身の振り方をつくろう」
DM「ちょっとギミックも考えてるし」
ラックル「もうレイヴンクィーンのところには戻れないので、普段はメルちゃんと行動を共にしてます」
メルセーデ「ならいいか……」

 こういう話が出るので、キャンペーン・ゲームする場合は、ゲームしてない時間ってのも大事にするといいと思うなぁ。


▼遭遇1:逆襲のネルル
 次元移動が可能になり、いっとき落ち着きを取り戻した世界。
 メルセーデはシャドウフェルのモイルを訪れていた。
 モイルでは、以前メルセーデが見せた「死ねる奇跡」を求めて、死にきれないシャドウフェルの住人が集まり、神殿を打ち立てていた。

メルセーデ「この神殿の像なんなの」
DM「メル神像だよ」
メルセーデ「なんで片足上げてるの」
DM「すぐもらすという伝説に基づいてる」
メルセーデ「まじで」
DM「文句は信者に言ってくれ。ってか、昔このデザインの自分神像の絵描いてたよね?」
メルセーデ「描いた気はする……」

 メルセーデの持つ「死のルーン」は、いかなるものにも等しく死を与える権能を持つ。それによって、十分に苦しんだ死者たちを再び大いなる輪廻の輪に戻すことが、メルセーデの選んだ神格としての道だった。

DM「ところで、メルと一緒にモイルにいるのって誰と誰? ガンちゃんは?」
ガンダルーヴ「ガンちゃんは、ネルカレンで避難民たちに家を斡旋してる」
フィネス「地上げ屋!」
ラックル「ラックルはメルの護衛をしてますよ」
メルセーデ「ホロブンも一緒じゃないかな。じゃないとスペルジャマーシップのH.O.P.E.が動かせなくてモイルに来れない」
ホロブン「そうじゃのう」
フィネス「あたしはネルカレンにいると思う」
レイオット「レイオットはネルカレンの領主だから、当然お城にいる。妻を気遣ってる」
DM「なるほど。それじゃぁ、まずモイルの話をするね」

 モイルで死者たちに対し奇跡の力をふるうメルセーデの元に現れたものがあった。
 それは黒いべとべとした、やせ細った老人の姿をしている。

メルセーデ「誰?」
DM「だいぶん前に、ガンちゃんが悪魔のグラシアからもらった魂殻のテンスー」
ガンダルーヴ「あれ? 確かエネルギーにもできないしなんかわからないからエッジに預けて調べてもらってなかった?」
DM「そうだよ」
メルセーデ「それがなんでここにいるの?」
DM「テンスーは、以前のぼーっとした様子はなく、真っ黒い目をぎらつかせながら一歩一歩近づいてくる」

 テンスーは言う。
「やっとこの時が来た」

DM「テンスーは、メルセーデの持っているインテリジェンス・ホーリーアベンジャーのノレノレ老人のほうに向かって語りかけている」
メルセーデ「えっ。ノレノレは?」
DM「カタカタと震えている。恐怖と困惑の感情がある」
メルセーデ「ノレノレに、知ってるの? って聞く」
DM「テンスーは言う。『そいつこそが、このわしの半身。首尾よくルーンを手に入れた。ついにな』」
メルセーデ「え? え?」
テンスー「さぁ、今こそわしはひとつに戻るのだ。そして死のルーンを得て、再びこの世界に君臨するのだ!!」
ラックル「敵意を感じる?」
DM「ばりばり」
ラックル「ずいっと前に立ってメルちゃんを逃がそうとする」
DM「テンスーからは恐ろしい死のオーラが噴き出している。それに応じるように周囲からは亡者たちが立ち上がり、逃げ場を塞ぐ……。このエリアで戦闘するからマップから出るんじゃねぇ、と言わんばかりに……」
メルセーデ「アハハ。 何者なの、こいつは……」
DM「と、いうところでネルカレン組のほう。ちょっと時間を巻き戻して……」
フィネス「はいよ」

 ネルカレンで過ごしていた、ガンダルーヴ、フィネス、レイオットのもとに、ヒドゥンエッジが駆け込んでくる。
 彼はファントムスティードを人数分引いていて、近くのポータルを利用してやってきたようだ。
 開口一番、すべてを識るものは言った。「大変なことになった」


ガンダルーヴ「なんだなんだ」
DM「ヒドゥンエッジは、あまり申し訳無さそうではないかんじで『預かってたテンスーな。あれが逃げた』と言う」
ガンダルーヴ「なんだって?!」
ヒドゥンエッジ「ポータルが復活したからな。わしの塔のポータルを使って逃げた」
フィネス「あいつの目の前でポータル使ってたの?」
ヒドゥンエッジ「当時はあいつがまさかポータル仕えるとは思わなかったからな……。そんなことより、メルセーデはどうした」
ガンダルーヴ「メルちゃんならモイルに行ってるんじゃないか?」
ヒドゥンエッジ「なんだと。急げ、ポータル使ってモイルまで行くぞ」
レイオット「一体何を急いでいるんだ。なんだっていうんだ」
ヒドゥンエッジ「実はあのテンスーとかいう魂殻な……」
DM「と、ここで場面を戻すね」

 テンスーの真っ黒い姿が、徐々に形質変化していく。
 恐ろしい魔力が吹き出し、周囲をびりびりと揺るがしている中、メルセーデの握る大鎌のノレノレが絞りだすように言った。
「わしとあの魂殻の正体は、ネルルじゃ」

メルセーデ「ネルルってあの?」
ノレノレ「そうじゃ。かつて死の神として君臨し、レイヴンクィーンの色香に迷った挙句倒されてルーンを奪われた、あのネルルじゃ」

 ノレノレは語った。
 かつてレイヴンクィーンがオルクスとともにネルルを倒した時、ネルルは自らの存在を逃がすことに成功していた。
 その一つが、いずれ復活するときのために用意した肉体であるところのテンスーであり、そして自分の魂の器として作った経箱であるノレノレだった。どちらもネルルそのものである。
 経箱であるノレノレは、英雄たちの手を渡り歩き、神格の座に戻るためにルーンを手に入れる機会を伺い続けた。
 そしてついに、ノレノレは死のルーンを手に入れ、またポータルも復活し、テンスーと合体するときが来たのだ。
 テンスーの手にノレノレが戻れば、昔ほどの力は望めないにせよ、死の神ネルルは復活する。
 しかし……。

DM「ノレノレはためらっているようだ。その様子を見て、テンスー…ネルルだけど…は苛立つ。『何をしている。その小娘を殺し、さっさと我とともに来い。お前もまた我であろうが』」
メルセーデ「ノレノレが行っちゃったら……?」
DM「メルセーデは死のルーンを失う。もはやモイルの人々を救うことはできないし、オルクスと戦うことも難しいかもしれない。ノレノレは『メルや。ワシがいなくなれば死のルーンはオヌシのではなくワシのものになるが、それでもオヌシは、この死者どもを救うのか?』と聞く。『ルーンの助けなくば難しいかもしれんぞ。何より、死者を殺すことを喜ばぬ神も多かろう』」
メルセーデ「それはもちろん! でもノレノレがネルルになったら、ノレノレはどうなっちゃうの……」
DM「消える。統合されてネルルに戻る。テンスーが『当たり前であろうが。えぇいまどろっこしい!』と攻撃の意志を示す。ホーリーアベンジャーのノレノレはさっきのメルの返答を聞いて、ためらいながらも言う。『ワシよ。ワシはいましばらく、ワシでありたいのじゃ』」

 テンスーことネルルは、もはや待たなかった。
 その姿は在りし日のネルルのものとなり、隠していた恐るべき魔力で強引に融合すべくメルセーデらに襲いかかる。
 ネルルが呼び出した亡者たちは、かつてネルルに仕えたクレリックたちだ。
 彼らはネルルから魔法を得る代償として魂を差し出した。彼らの魂はネルルによって束縛され、こうして死後も彼に仕えている。
 もだえ苦しみながら。

DM「そこに、ガンダルーヴたちが登場する。エッジは『遅かったか!』とか言ってる」
フィネス「いつものことよ。NPCはつらいわね」

#################
DM「そう。テンスーって縦書してみ。テンは丶で」
ラックル「あぁ…ネに見えるね…」
メルセーデ「ノレノレはノレノレでルルね……」
フィネス「ダジャレかよ!!」
#################

 ネルルはその強力な魔法で英雄たちを打ち倒し、まったき神になろうとする。
 メルとノレノレは、かつて邪神に仕え、死後も苦しみ続ける愚かな魂に死を与え、首のないラックルの剣が、ホロブンの斧がネルルを切り裂く。


 我ながら地蔵がかわいい


 ネルルは超強力にデザインしたはずなのに、案外簡単にボコられた…おかしい…。

 ネルルを倒した英雄たちは、ノレノレに話を聞こうとするが、ノレノレは「そんなことより、プルトンに行こう」と言ってゆずらない。
 次元界プルトンにはもともとネルルの領域があり、そこにネルルの遺産が隠されているらしい。

メルセーデ「ねぇ、あなたの半分を倒しちゃったけど、大丈夫なの?」
ノレノレ「ワシは大丈夫じゃよ。メルもまだまだ神としては未熟じゃし、たよりないから、ワシももうちょっと頑張らねばのぅ」
メルセーデ「ンモー」

 ノレノレはとにかく急ぎたがり、英雄たちは不審に思いながらも、H.O.P.E.を出港させるのだった。
 その途中、ノレノレはこっそりとホロブンにささやきかける。

ノレノレ「滅びのホロブンよ。ワシはもうじき消えてしまうじゃろう」
ホロブン「そうなのか」
ノレノレ「ワシが消えた後、メルセーデはたくさんの敵を相手にせねばならん。守ってやってくれ」
ホロブン「じゃあホロブンは黙ってるんだけど、H.O.P.E.が『それが私の使命ですから』と答える」
ノレノレ「これから行くワシの宮殿には、ワシのちからがある。しかし、ワシが消えるかわりにそれを受け取らせようと言っても、メルセーデは受け取らんじゃろう。しかし、ワシのちからは必ず必要になるのじゃ……」


▼技能チャレンジ:ネルルの宮殿
 プルトンは死者の次元界である。
 ここには、かつてネルルと契約したり、あるいはネルルに捧げられた魂が彷徨っている。
 もはやネルルはいないというのに。
 その次元界にそびえる山の中腹に、ネルルの宮殿の入り口があった。

DM「門は固く閉ざされている。強力ま魔法で封印されてるんだけど、ノレノレで小突くと重苦しい音を立てながら開く。この門はネルルじゃなければ開くことができない」
フィネス「中にはなにがいるの?」
DM「ノレノレが答える『中にはワシを殺しに来た奴らを拘束して閉じ込めてある。奴らがほしいのはワシの財宝と力じゃから、同じようにこの宮殿に入ってくる奴らを殺してくれるじゃろうと思うてな』」
レイオット「なるほど。それは確かに、彼らが財宝を分ち合おうとしなければそうなるだろうな」
ノレノレ「そんなタマじゃないから、都合がいいのじゃよ」
DM「で、扉を内側から見てみると、ボコボコ殴ったり引っ掻いた痕跡が見られる。ひっかきすぎて爪が剥がれて血がこびりついているね」
ラックル「うげ」
フィネス「閉じ込められてるのね……。まぁ、そいつらがあたしらに友好的に相手してくれるわけはないわよね……。剣を抜いて警戒しながら進むわよ」

 宮殿内は例によって技能チャレンジとして処理。
 扉を開けるたびに罠があるかとかをチェックする。
 部屋の内容は決めておいて、敵がいる場合は攻撃ロール(−習熟ボーナス)による集団判定。失敗したら回復力を1回分失う。
 財宝があったりなかったりする。
 ダンジョンの地図は、どっかからパクったやつ……。




 英雄たちは警戒しながら進み、2の部屋でかつてネルルを殺した猛者たちと遭遇する。

▼遭遇2:狂える神狩人
 その大きな部屋にいたのは、恐るべきブルースポーン・ゴッドスレイヤーたちであった。
 彼らはその長い幽閉の日々により完全に狂っていた。
 なにせ飢えで死ぬこともできず、ただ暗闇に閉じ込められ続けていたのだから。
 英雄たちはこれを倒す。




フィネス「しかしえぐいことするわね……」
ノレノレ「だってワシ邪神だし」


▼技能チャレンジ:ネルルの宮殿(続き)
 英雄たちは、12の部屋を開けて吹き出した死に汚染された水に溺れたり、11の部屋でネルルの書庫を見つけたりする。

ガンダルーヴ「この書庫って何?」
DM「以後、新しい儀式が欲しくなったらこの部屋に来れば、購入と同じ金額払ったら自由に覚えていい。市場で儀式書探さなくていいよ」
メルセーデ「ヤッタ」

 6に閉じ込められていた敵をやはり技能チャレンジで倒したり、ちょっと寄り道して財宝を確保したりしながら、ついに最深部にたどりつく。

ガンダルーヴ「まずいな……ちょっと遊びすぎた。回復力があと1回しかない」
フィネス「分母が少ないもんね……」


▼遭遇3:死の神の死
 その部屋はひどく埃っぽく、死の匂いに満ちていた。
 部屋の奥、玉座にはミイラ化した死体が鎮座しているが、その心臓部分には、今だ血をしたたらせる腕が突き刺さり、死体をその玉座に縫い付けている。
 部屋の中央には、ミイラ化したブルードラゴンがうずくまっていたが、そいつはネルルの帰還を知り、のそりと起き上がった……。




メルセーデ「あ……奥のがひょっとして、ネルル……?」
DM「ノレノレが『あれがワシじゃよ』と応じる。『レイヴンクィーンとオルクスは、ワシを殺す方法が分からなかった。故に、まことの死であるパーフェクト・アサシンの力を借りたのじゃ』」
フィネス「それじゃ、あの腕は」
DM「それはヒドゥンエッジが答えよう。『あれはお前のものだ。だが警告するぞ。あれを取り戻せば、お前はまた一歩まことの死に近づく。それがいいことかどうか、わしには答えられぬ』」
メルセーデ「ノレノレは、わたしをここに連れて来たかったの?」
ノレノレ「そうじゃ。ワシの死体じゃよ。一部はオルクスがちぎって持っていったがの。玉座の中には財宝もある。しかしそんなものはささいなものじゃ。とはいえどのみち、このドラコリッチらを倒さねばなるまいが。気をつけよ。奴らはワシを殺した連中じゃぞ」

 襲いかかるドラコリッチとロットスビューワーたち。
 フィネスは奥のネルルの死体に近づく。

フィネス「腕はどうしたらいい?」
DM「フィネスにはどうすべきかすぐに分かる。これは君の右腕だ。しかし、今付いている腕が邪魔だ」
フィネス「! 右腕を切り落とす」
レイオット「思い切るなぁ!」
DM「切り落とした腕の代わりに目の前にある腕を押し付けると、それはすっと馴染んだ。死体から腕を引き抜くと、腕には黒く長い爪が付いている。それは君の望む形に姿を変える。具体的には、望む軽刀剣類か素手のどれか」
フィネス「使い慣れたショートソードにする」



DM「以後常時回復力使用回数が1減った状態になってるからね」
フィネス「かまわない。これで神を殺せる。あの母親も、ロルスも」 






 戦いは流石に熾烈を極め、ガンダルーヴが何度も倒れるが、メルセーデの癒やしの力とラックルとレイオットの防衛役二枚によるマーク回しでなんとかこれを倒す。
 そして……。

▼幕間:希望の死神
 ドラコリッチを倒した英雄たちは、ネルルのちからの片鱗が満ちるのを感じた。

DM「具体的に言うと、いままでレアアイテムを一人一個しか持てなかったのを三個までアンロックします」
レイオット「具体的すぎる
……
DM「一方、メルセーデは手の中からノレノレの存在が急速に薄れていくのを感じる」
メルセーデ「やっぱり……」
ノレノレ「メルセーデや。ワシの役割はここで終わりじゃ。だが悲しむことはない。ワシは役割をまっとうして消えてゆくのじゃから。そしてその役割を与えてくれたのは、お前なんじゃ」
メルセーデ「ウン……」

 ネルルは満足げだった。
「メルセーデや。ワシはな、いままで死を恐れ続けておった。死から逃れるために魔導を極め、リッチにもなった。死を自由にするちからも得た。死はな、おそるべきもので、人はみな恐怖と畏れでワシを見た」
「だがお前は違った。同じちからを得ても、同じ道は歩まなかった」
「お前のような死神がいてもいいのじゃろう。終わりはまた始まりなのだと教える、暗闇ではなく黄昏と曙を歩く死神がおっても」

DM「ネルルは薄れゆく存在の中で懇願する。『さぁ、ワシはお主に死のルーンを、ちからのすべてを託す。お主の意志とちからで、その鎌で、ワシを刈り取ってくれ』」
メルセーデ「……ウン……。この部屋でね、ネルルの死体があった時からね、プレイヤーは、ああ、この人とはもうお別れなんだってわかってたんだけどね……ウン……」
ネルル「今まで、わしはこの死を恐れ続けていた。だがもう恐れぬ。ワシはなすべきことをやりきったのだから」

 メルセーデは涙を流しながら、それでも自分の役割をまっとうした。
「託す相手がおって、その行く末を信じることが出来て、そして去ってゆくことができる。こんな幸せな死があったなんて、思わなかった」
 死を与えられた死神ネルルは、薄明かりとともに消えてゆく。
「あぁ、楽しみだ。次は何をしよう。こおろぎになって月の下で音楽を楽しもうか。木の葉になって風と戯れようか。また人になって、こんどはつるぎを振るってみようか」
 ネルルは楽しそうに言い、ヒドゥンエッジに釘を刺す。
「星霜のつるぎよ。すべてを識るものよ。もしワシの次やその次がわかっても、決して言ってはならんぞ。これは、ワシだけの楽しみなんじゃからの」
 最後にネルルは、その骨ばった手でメルセーデの濡れた頬に触れた。
「お別れじゃ。黄昏と曙の使者。希望の死神よ。また会うこともあるやもしれぬが、それは遠い未来となることじゃろう。ワシがいくつもの生に飽きるまでは、会うことはなかろう」
 ロウソクを吹き消すように、輪廻の環へとネルルは去った。
「この希望は、おぬしがくれたんじゃよ」
 メルセーデは、もはやものを言わぬ経箱である大鎌を握った。

▼幕間:大鴉の死
DM「と、いうところなんだけど、もうひと波乱あるんだ」
レイオット「え?」
DM「ラックルなんだけどね、前に、ラックルの頭はオルクスに奪われてワンドにされてて、ときどき視界がつながるって設定話したよね?」
ラックル「ウン」
DM「それが今繋がった」

 ラックルは突然視界がつながるのを感じた。
 その中で見たものは、オルクスに握られた自分自信が、レイヴンクィーンの頭めがけて振り下ろされ、そして彼女の頭をかち割って殺す光景だった。

ガンダルーヴ「ええええ?!」
ラックル「一生懸命身振りで伝える!!」
DM「と、いうところで次回ね」

……続く……
| プレイリポート | 02:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
| - | 02:51 | - | - | pookmark |
コメント
コメントする






*URL入りコメントはスパム回避のため書き込みできません。


この記事のトラックバックURL
http://stealer.jugem.jp/trackback/250
トラックバック
ついったー
CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>
SELECTED ENTRIES
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
アーカイブ
LINKS
カウンタ
モバイル
qrcode
SPONSORED LINKS